#015

…以前にプレイしていて、その理不尽な難易度からか、
余りにも強いストレスを感じ、精神衛生上、
やむを得ず、封印せざるを得なかったゲームがある。

『スーパー特撮大戦 2001』である。

本日からまた、その封印を解く。
(逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。)

『スーパー特撮大戦 2001』をプレイしながら、
片方で『テレビ版 Zガンダム』を観ている人間など、
この世界で、僕ただひとりだけであろう。笑

仮面ライダーの主人公 本郷 猛は、
知能指数が『600」もあったのかよ。笑
(金田一少年は、IQ 180なのに…)

しかし仮面ライダーは、何と悲しい物語なのだろう。

『心中の叫び』

…どうして、シナリオで消費した弾薬が補充されないのか?
次のシナリオでも、弾薬が補充されている形跡は無し。
(こういった謎の仕様が、もう意味がわからん。)
…彼らは、自分達の基地に帰還したにも関わらず、
使用した弾薬のチェックをしていないという事になる。笑
(こういった理不尽な仕様が、着実に積み重なっていく…。)

…あれから…

…スーパー特撮大戦 2001 をクリアした。(以下、特撮大戦。)
…本作品の主人公は2人いて、
僕はまだ、片方のシナリオしか観ていない。
さらに、複雑なシナリオ分岐もあるので、
全てのシナリオを制覇するには、最低でも2.3周は
必要かもしれない。

しかし『そこまでやる意味があるのか』と言われれば、
もう、僕にはよくわからない。笑
(もう一周やってもいいが、あまりやりたくない。)

久しぶりに、かなりの手応えを感じるゲームをプレイした。

既に、このゲームが発売されてからは、
20年以上の月日が経過しているので、日本中の猛者達が、
攻略法を確立しているのだと感じてはいたが…。

まぁ、攻略サイトが少ない事、少ない事。

ゲームの難易度が異常なほどに高く、マイナー作品であり、
スーパーロボット大戦のような、メジャーなタイトルでもない。

仮面ライダーや、ウルトラマン、宇宙刑事ギャバンなど、
扱っている版権は、かなりのメジャーであるにも関わらず。

世の中に巷する、ゲームへの評価は、既に定まっている。

クソゲー認定である。


しかし、今回実際に最後までプレイしてみた感想はといえば、

ツラかったけど、面白かった。


僕は、このゲームをクソゲー認定するには、少し違和感がある。

…確かに、バグは異常なほどに多いし、
圧倒的な調整不足からくる、理不尽な仕様。
説明も無ければ、示唆すらないほどに、ユーザー達が
突き放されている、もはや圧倒的とすら感じられる高い難易度。

…敢えて言おう…このゲームはクソゲーではなく、

Mゲーなのである。 (マゾゲー)


では、Mゲーとは何か?

理不尽な難易度だったり、
ゲームそのものによって選び抜かれた人達が、
ある種のカタルシスを感じる事の出来るゲームの事である。

まず、このゲームの問題点を挙げてみよう。
物事には、絶対的な評価の他に、相対的な評価も存在する。
一方的に、批判するだけではなく、いい点も、
そして、既存のどのゲームと比較して評しているかを書く。

まず、会社的にも、システム的にも類似点の多い、
スーパーロボット大戦シリーズらと比較する事にしよう。

1.シナリオクリア後であるにも関わらず、
使用された弾薬が、全く補充されない。

※当然、スーパーロボット大戦 (以下スパロボ)は、
シナリオクリア後には、使用された弾薬は補充される。
そして、HP、EN も同様である。
この点に関して言えば、特撮大戦も同様である。

しかし、シナリオは進んでいく。
では一体、どうすればいいのか?

強化パーツを使用しながら、僕は耐えていた。

スパロボにも、類似する強化パーツが存在する。(カートリッジ)

スパロボシリーズとは違い、特撮大戦は、
強化パーツを製造する事が可能なのだ。(条件付き)

さらに、MAP 画面には、工場やら発電所があるので、
そこにユニットを配置さえすれば、
強化パーツの組み換えや、ステータスを全快に出来る。
(資金と資材を消費する。)

…ただ、問題なのは、限られたMAPにしか存在しないのと、
強化パーツを製造するには、一定数時間がかかる点である。
(1~6ターン等。)

この非常に面倒な仕様の為に、僕が意識していた事は、

弾数制限のある武器は、なるべく使用しない。 笑

…以上だ。

武器には、いくつかのパターンが存在する。

1.弾薬や、EN を消費しない。(理論上は無限使用出来る。)
2.弾薬を消費する。
3.EN を消費する。

僕はこの中で、2.を徹底的に排除していったに過ぎない。笑

3.であれば、シナリオクリア後には全快するので、
気にする必要はない。

僕が選択したのは、メタル系の主人公である、
黒騎士ルシファード。

よりにもよって、
彼のメイン武器のほとんどは、弾数制であった。

しかし、僕はやりきった。


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