おかあさん、ごはん係やめます。(3)


この2週間は子どもたちと一緒にごはんを作るのをサボってしまった。
一緒に作るのを、どころか、きちんと作るエネルギーが残っておらず(言い訳ですけれど!)、卵かけごはんで済ませてしまったり、冷凍のおかずを揚げるだけ、温めるだけ、で済ました日が大半。
過ぎたことはしょうがない!笑 めげすにまたぼちぼちやろう。


庭に植えた野菜の苗はすくすく育っている。目に見えて大きくなって行くので楽しい。
ほとんどは苗の状態で売られているものを買ったのだけれど、いくつかは種から育てている。
芽が出てくるまで祈るような気持ちで過ごす。発芽しない種もあるし、やっと芽が出ても虫に食べられてしまいオロオロしたり、その度に皆で大騒ぎしている。種から育てているものの方が思い入れも強い。
オクラは昨年鉢植えで育てたものの種を取っておいて、それを植えた。
これがまた発芽率も悪く、なかなか大きくならないし、売っている種って育てやすいものなんだと感じた。ありがたい。
オクラたち、頑張れ!! 

長男は朝起きるとパジャマのまま庭に出て、野菜たちのチェックや水やりをするのがいつの間にか習慣になっている。
「あー!芽が出てるー!!」とか、「また虫に食われたー!!」「花が咲いてる!」など庭から大声で報告してくれるし、野菜たちのお母さんのようになっている。
次男は興味がなさそうだ笑 野菜嫌いで、一緒に育てたら興味を持って食べるようになってくれるかも!と淡い期待をしたが、今の所興味なし 。あはは。。ただトウモロコシの成長だけは気にしている様子。コーンスープにして飲むのを楽しみにしているみたいだ。何事も、好きなものから始めないとダメなんだなー。
末っ子の長女はお兄ちゃんにつられてなんとなく真似事をしている。



あともう一つ、大きな進歩が。
コンポストが完成した。夫が休みごとに数回にわたり作り、やっと完成。
葉山で考案された キエーロというタイプのもので、上にきちんと土をかければほぼ匂いもしないし、太陽の力を借りてどんどん分解する。まさに自然の力を借りた生ゴミ処理機。煮物の汁や 肉を焼いた時の油も入れられるのがとてもいい。夫も驚いたようで「これはすごい、やらない手は無いね〜。」などと言っている。
おかげで可燃ゴミがものすごく減った。今までの5/1くらいか。生ゴミが入っていないので、ゴミ袋をカラスにも荒らされない。(住んでいる地域では、回収前の生ゴミがよくカラスに荒らされている)
以前は週2回、そこそこ大きな袋で出していたが、現在は1週間~1週間半に1回小さい袋で済む。改善の余地はまだまだありそう。ゴミの量の多さ、指定収集袋のビニールの多さに罪悪感があったので、少し和らいだ。

コンポストへ入れる野菜クズは、大きめの容器へ貯めておき、3日に1回くらいのペースでコンポストで投入している。
そうなると今度は野菜クズの多さが気になってきて、人参は皮ごと食べ、キャベツも外側の葉も味噌汁などに入れて食べるようになった。習慣で皮は剥き、外葉は捨てていたが、食べ方を選べばなんの問題も無い。やってみるもんだ。
子どもたちも、自分が捨てようとしたものがコンポストへ行き土に戻るのか、可燃ゴミとして回収されるものなのか、少しづつ分別ができるようになってきた。(3歳の末っ子はまだまだ)

何か買う時には、子どもたちと「最終的にこれはコンポストに入れられるかどうか?」をクイズにしてみよう。
買ったものの最終的な行き先を意識するだけで感覚も変わって行くだろう。


以前から環境の問題は気になっていたので、これはタイミング!と色々ついでにやり始めた。
目に付くもの、気になるものも変わり始めている。
そして、毎日庭に出て野菜を見たり、雑草たちを眺めたりしていると、季節感をとても感じる。特に雑草の移り変わりは激しく、近くの空き地の雑草群は1週間でずいぶんと様相が変わって行く。同じ場所から次々にいろんな植物が出てくるのだから面白い。どうなってるんだ、土ってやつは。
これからテーマの一つになりそうだ。

なんだか本題からずれまくっているが、ぜんぶ、繋がっている、はず!
また食事作りを子どもと一緒にやろう。重い腰を上げて‥。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?