【エンタメ小説】東海道五拾三次OLスキー珍道中 第六話 戸塚
戸塚 JR戸塚駅を越した辺りが、戸塚の本陣である。
ここ戸塚の宿には、いにしえの本陣になぞらえた、温泉旅館が建てられていた。
その本陣にチェックイン。
まずは温泉に浸かって、ゆっくりと一日の疲れを癒す。
「あー、極楽、極楽。生き返るわー」
「いろいろあったわねー」
体がきれいになったら、食事である。
横浜といえば、中華街。
旅館の夕食も、中華バイキングが用意されていた。
「うふふ、バイキングを見ると、燃えてくるわ」
「食べ物が手に入りにくかった原始時代の名残り