転院、ちゃんと最初からー不妊治療をふりかえる
都内の不妊治療クリニックへ転院
転院といっても紹介状を書いてもらったわけではなく、身一つで乗り込みました。これまでの経緯はメモに書いて先生にお渡ししましたが、タイミング法すっ飛ばして人工授精を1回しただけなので、経緯も何も、という感じで。
ネットで調べて、よさそうと思ったその不妊治療クリニックは都内にあり、先生がおひとりと数名の看護師さんで回している小さな病院でした。サイトから院内のあたたかな雰囲気が伝わってきたし、不妊治療に関する先生のコラムも充実していて熱量を感じました。
受診する前に一度、偵察ということで病院のまわりをウロチョロしました。何もわかりませんでしたが。(笑)
病院は正直、運とご縁だと思います。サイトに載っている実績や治療方針を理解することは必要ですが、合う合わないは絶対にあって、皆が合っている病院でも私には合わないかもしれない。
どうしてもやっぱり違ったら、また変えてもいいんだ。気負わずいこう。
予約をして、ついに初めての受診の日。
ちゃんと最初から
予約した時間からそう遅れることなく呼ばれた私は、これまでの経緯を伝えました。
「感染症の検査や、血液検査をまずやりましょうね」「結果によって作戦を考えますが、まずはちゃんと最初からやりましょう」と柔らかい口調で仰った先生。
ちゃんと最初から、という言葉で安心したことを覚えています。
この時点でピルをやめてから半年が経っていましたが妊娠する気配がないので、不妊治療クリニックに通うには少し早いかもしれないけどせっかく感じのいいところで診てもらったのだし、こちらの病院でお世話になることにしました。
ここからはタイミング法で診てもらいながらフーナーテストや血液検査、夫のおたまじゃくしーずの検査など、色々な検査をしました。
AMHが30代後半相当であることと、おたまじゃくしーずの運動率が基準よりやや低めでした。あとは初期検査でわかる問題はなし。
転院してよかった
このあと結局タイミング法と人工授精では結果がでず、体外受精に進むので、早いうちに通院することになってよかったです。
転院前の病院であきらめて自己流妊活に切り替えることなく、新しい病院に行こうと思えてよかった。
今もこの病院でお世話になっています。
できればこの病院で妊娠したいのですが・・・どうかなぁ。