マガジンのカバー画像

写真やカメラのこと

28
使用しているカメラの紹介をしています。写真には使用したカメラ、レンズ、フィルムの情報を載せております。
運営しているクリエイター

記事一覧

ハーフカメラを振り返る

新しいハーフサイズカメラの開発 PENTAXのフィルムカメラプロジェクトから新たな情報が発表されました。 ・ハーフサイズフォーマット ・巻き上げレバー&クランクで巻き戻し ・手動でゾーンフォーカス ・25mm f3.5のレンズ ざっくりまとめるとこのようなスペック 以前新宿の北村写真機店でお話を伺ったときは「コニカのC35みたいな感じかな~」と思っていたのでハーフとはびっくりです。 72回も巻き上げレバーで巻き上げるのも大変だな…と一瞬思いましたがPEN Fは2回巻き

makina67をゲットした2023年(作例15枚)

記事の中ではちょくちょく写真をアップしていましたが、8月にPLAUBEL makina67をゲットしました。 67は以前ASAHI PENTAX 6x7を所有していましたが重さに耐えられずリリースを2回経験しています。笑 でも67のアスペクト比が好きなのでmakina67は(中判にしては)コンパクトだしずっと「欲しいな~」と思っていたカメラでした。 そしてついにゲットしたmakina67、8月~12月でフィルム12本通しました。いいペース。 ファーストロールは都内のスナッ

2023年のフィルムカメラ×野球場とマリーンズ

小学生の頃からかれこれ18年くらい応援している千葉ロッテマリーンズの2023年シーズンが終了しました。 今年は念願のフィルムカメラ×野球場を何度も実行することができたのでとても有意義でした。 声出し解禁(2023.03.04) 2023年から声出し解禁となり初のホームゲーム(オープン戦) 3月はまだマスク着用義務的なものがあったのでマスクしながらの声出しでしたが、ZOZOマリンスタジアムに響き渡る声援を聞くと日常が戻ってきたなぁという感動を覚えました。 横浜スタジアムで

ULTRON 27mm f2 X-mountを1ヶ月使用して

出会いは2月のCP+ Voigtlander ULTRON 27mm f2との出会いは今年のCP+でした。 厳密に言えばその前に「CP+参考展示します!」という発表があったのが出会いですが。 実際に見に行くとそのコンパクトさとデザインに惚れ惚れ。 愛用しているX-E4のレンズ選びに迷走していた私は「これだ!」という気持ちで発売されるのを楽しみに待っていました。 X-E4を売るかギリギリ迷っていたところでの発売発表 CP+での展示はあくまでも「参考展示」だったので発売さ

オールドレンズをフルサイズで使いたくてNikon Z5を購入

背景:フィルムの値上がり ここ数年のフィルムの値上がりが凄まじく、遂にこの6月で富士フイルムのISO100のカラーネガフィルムが1本1,500円を超える値段となってしまいました。 いくらフィルム写真が好きだとは言え、ランニングコスト的にもそろそろ厳しくなってくるし、フィルムの在庫も135と120合わせて150本くらいあるため「これがなくなったらいよいよどうするか考えよう…」という決断(仮)を自分の中で下しました。 フルサイズミラーレスの候補と決定 さて、フィルムだけでず

期限切れフィルムについて思うこと

2時間電車に乗りっぱなしなので書き終わる頃にはどこまで進んでいるか ・・・・・・・・ 期限切れフィルムとは その名の通りフィルムのパッケージに記載されている使用期限を過ぎたフィルムのこと 露出補正 期限切れフィルムは基本的に劣化している(≒感度が弱くなっている)前提なので、撮影する場合は適正露出よりもオーバーに撮影するといい感じになります。私の目安としては 10年期限切れ:1〜2段 20年期限切れ:3〜4段 で撮影することが多いです。 期限切れフィルムのギャン

XF 18mm f2 × X-E4 行ったり来たりのレンズ選び

X-E4で使用しているレンズの話をしたのは約半年前でした。 その中で「今まで使用したレンズ」の中にあったXF18mm f2を買い直しました。 買い直した理由①やっぱり広角で撮りたい 広角はiPhoneのカメラで撮ればいいや、なんて思ってましたがやっぱり広角でもボケ感のある写真やテーブルフォトなどが撮りたくて買い直しました。 買い直した理由②X-E4に似合うレンズが欲しい 半年前のnoteを書いた段階で所有していたレンズはXC35mmとSIGMA 30mm f1.4 D

フィルムカメラの露出はマニュアル?AE?

フィルムカメラは修理できる機種がいいなと思っていて、気付いたらMFのフィルムカメラが全て機械式のカメラになっていました。 機械式のカメラは露出がマニュアルなので内蔵の露出計を頼るか気分で決めてシャッターを切ってます。 でも最近露出を外してアンダーな写真になってしまうことが多くなって、、 フィルムの値段が高くなり、相対的に1枚あたりの値段も高くなる今日では露出を外すのは痛い。 なので優秀な自動露出が付いている最近のAF機種の使用頻度も最近では増えてます。 という薄っぺらい

フィルム写真とフィルム調とフィルムシミュレーションと

2023年1月でFUJIFILM X-E4を購入してから1年が経ちました。 まさかこの1年で生産終了になるとは思わず… 中古でも自分が1年前に新品で購入した金額より高くてびっくり ちなみに購入して最初にアップした記事はこちら。 この記事でも言及しているのですが、やはりファインダーを覗いた時に撮りたい色味が見えているのは大きいメリットです。 RAW現像でフィルム調写真にするよりも全然合ってます(自分には) なので現在もX-E4はバリバリ持ち出して撮っています。 でも一番好

90年代の「フィルム交換できる写ルンです」を使ってみる

近年の写ルンですやフィルムカメラブームの影響なのか、「フィルム交換できる写ルンです」が様々なメーカーから販売されています。 「フィルム交換できる写ルンです」とは? まず写ルンですの仕様は以下の通り 同じく「レンズ付きフィルム」のKodak FunSaverも仕様はほとんど同じで、ISO感度が800、32mm f9のレンズ、シャッタースピードが1/120となっています。 ここではざっくりと以上のようなスペックのカメラを「フィルム交換できる写ルンです」と呼ぶことにします。

X-E4と使用しているレンズの話

2022年1月にFUJIFILM X-E4を購入してから約9ヶ月。 最近になってようやく使用するレンズが落ち着いてきました。 レンズ遍歴 今まで使用したレンズ(オールドレンズは除く) 1. XF18mm f2 R 2. XF23mm f2 R WR 3. XF27mm f2.8 4. XC35mm f2 5. SIGMA 30mm f1.4 DC DN この中で今も所有しているのは4と5のXC35mmとシグマの30mmのみ。 フルサイズ換算で40~50mmの焦点距離が好

フィルムカメラで撮るお祭り

もうすぐ10月になるけれど 8月の初めに友人と江戸東京たてもの園で行われていた『下町夕涼み』というイベントに。 フィルムでお祭り撮るのって楽しいですよね、食べ物で片手が塞がれがちなのでコンパクトカメラで撮るのがちょうどいい。 あまり暑くなかったけどやっぱりかき氷 久しぶりに135のポートラ160を使いました。いい色、、 3人とも違う容器のラムネ、瓶の容器のほうが風情あって良いなぁ フィルムがなかなか手に入りづらい中(価格的にも供給的にも)、『フィルムで撮れるのは今し

モノクロフィルムってあまり使わないのですが

「フィルムカメラをやっています。」と言うと「自家現像は?」「暗室は?」と返されることがたまにあります。 一度だけ自家現像の体験をさせていただいたことがあり、自家現像の作業自体はとても楽しくて(理系で実験ものが好きなのもあり)「またやりたいな~」と思ったのですが、やはり道具や現像液など揃える必要があったり、一定時間拘束されてしまうことなどの理由で未だに使用頻度は少ないです。 自分が思うモノクロフィルムの楽しさは、ファインダーでは色がついて見える景色が、現像されて写真となった

高級コンパクトは買わないと決めていたのに ~Nikon 35Ti~

Nikon 35Tiとは Nikon 35Tiは1993年発売のコンパクトフィルムカメラ 35mm f2.8の単焦点レンズにチタン外装の高級感、上部のアナログメーターが男心をくすぐる。。 ニコンのコンパクトフィルムカメラの中でもニッコールレンズを搭載しているのはこの35Tiと28Tiだけ(のはず)で、写りの良さは言わずもがな。 発売年が自分の生まれ年と近いのでいつか欲しいな~と思いつつ、近年のコンパクトフィルムカメラの高騰と壊れたら直らないカメラに出すに値する金額なのかと