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小川哲『君のクイズ』


最近は三国志ブームで、他の本を読んでいませんでした。久しぶりの読書記録📝

小川哲さんの作品は初めてでした。この小説が読みやすいと勧められ、手に取ってみました📕

このお話は、クイズが好きで大会でも実績を残している主人公と、クイズとは無縁だった東大生のお話👩🏻‍🎓クイズ作りの背景とか、問題文の途中で解答が分かる理由とかも説明されていて、クイズという競技の奥深さが伝わるお話でした!

ちょっとネタバレかもだけど…

面白いのは、競技である大会と、エンターテイメントであるテレビ番組では、同じクイズでも全く違うものになること。

でもテレビが悪いとかじゃなくて!エンターテイメントにはエンターテイメントの奥深さがあるということ。ただ映すのがテレビではないのですね。制作って、すごい!

それぞれの立場で想いがあって、目的も目標も違う。だから、分かり合えないこともある。でも、それでいいんです。どっちがいいとか無い。わざわざ相手の陣地に入って、批判する必要なんてない。同じ想いの人と、楽しく過ごせばいいのだよなぁ。りかお


関係ないけど、この本のカバーを表すとしたら…

赤い本?青い本?幾何学模様の本?

私はパッと見、青だと思ってたけど、よく見たら50:50なのよ。人体の不思議。

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