見出し画像

Netflixコンテンツレビュー① 『セックス・エデュケーション』

海外ドラマからアニメ作品まで圧倒的なコンテンツ数を視聴している、映像配信サービス中毒者である社会人(女)が、OTTサービスで見れる人気作品を紹介するnoteです。今回は、Netflixの人気作品『セックス・エデュケーション』をご紹介したいと思います。

『セックス・エデュケーション』はNetflixオリジナル作品として制作されたドラマで、これまでに全24エピソード、3シーズンが配信されております。また、新シリーズの配信も決まっているそうで、世界的な注目が集まっている作品です。(2022年3月時点)

(あらすじ)舞台はイギリスの田舎街。セックスセラピストである母を持つ主人公・オースティンが様々な性の問題を抱える生徒たちに対してセックスセラピーを始める。セラピーを通じて明らかになる、個性豊かな高校生たちの人間模様を描いた性春物語です。

そんな本作を3シーズンすべて観終わった後の私の感想は、、、

評価 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(星6/8)

かなりの高評価です。シーズンが進むにつれてどんどん面白くなった!

この作品を表すキーワード、それは「多様性」ですね。

とにかく登場人物たちのキャラクターが濃い。例えば、セックスセラピストの母を持つ童貞の主人公、宇宙人との交信することが趣味のレズビアンの少女や、母から捨てられ、貧困に悩まされている少女などなど、、、本当に個性豊かなんです。

それぞれのキャラクターにジェンダーや現代の社会問題が投影されているようです。自分が知らない知識に触れることも多く、観ていてとても勉強になる。生徒たちはセックスセラピーを通してお互いの個性を受け入れ、うまく共存するようになります。きっと、現代の日本社会に欠けているのは多様性を受け入れる心ですね。

あとは、性教育の教材として全国の学生たちに見せるべきでは?と思いました。正直自分は保健体育の授業で実用的な性教育を受けたことはなかったと記憶してます、、、

1つドラマの残念だった点を言うとすれば、ストーリーが盛り上がるまでが少し長いかな笑 特にシーズン1では劇的に面白い!という場面はなかったように思います。全部安定的に面白いですが。(シーズン3が一番面白かったです)

ともあれ、色々な人に観て欲しい素敵なドラマでした!次回作を楽しみにしております!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?