Lily

詩を書いています。彩りのある、強くて優しい世界を表現したいです。

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詩を書いています。彩りのある、強くて優しい世界を表現したいです。

記事一覧

蛍 そこに 星群 が 生命 蟲 のような 無数の ・

Lily
13日前
2

膜(まく)

近づいては 離れて 他と交れど 解けず やわらかくはずむ膜 透明な輪郭をキラリとさせる膜 温…

Lily
4か月前
4

万物は流転する

愛は空間的なもの 世界を永遠に証明する印 一瞬一瞬、形を変えて 流れては再構成する運動体 …

Lily
1年前
3

砂の城

何年もかけて積み上げた 形に残らないもの 後ろを振り返る足跡 この手からこぼれ落ちた 私の…

Lily
1年前
4

星の誘惑

その星の瞬きを いつか見失うのだろうか 黒い空に煌めいた怪しい光を いつか忘れるのだろうか …

Lily
1年前
2

彼岸花の恋

秋風に歩みが早まる 誰もいない工事現場を横切って 橋が見える川沿いに立つ リズミカルにゆれ…

Lily
1年前
4

入道雲立ち込める青々とした夏 巨大な太陽が降り注ぐこの海辺の都市は いつか夢で見た大麦畑の…

Lily
1年前
3

朝の空白

再びやってきた すべてが消えたような朝 大理石の沈黙 見知らぬ白けた空 気の抜けたサイダー…

Lily
2年前
3

She was alive there

水銀の波がまぶたに押し寄せる夜

Lily
2年前
3

柘榴

自由を知らずはじけた柘榴に吹く乾風

Lily
2年前
2

舟の旅

巨大な旅客船が横切る 窓には無数の顔、顔、顔 皆こちらを見ている 二人乗りジェットスキー …

Lily
2年前
4

レモンを葬る

レモンになった日 頭から果汁滴る 胸のあたり どっしり魔物がいて ヒリヒリした愛の熱を 手足…

Lily
2年前
2

流線

どこまでも 鳴り止まない和音 幾重にも重なり 途切れることなく 頭の中を埋めつくす それは肌…

Lily
2年前
2

深い霧につつまれて 人生の終わりを待つ これが本当の最期なら やり残したことあるけれど 本当…

Lily
2年前
2

草の露

みんなバブルの中 朝の光に目を覚まして 遊びまわる微生物 世界にはどれだけの 草の露が存在す…

Lily
2年前
2

言葉

空気をもとめて 呼吸する言葉たち 溢れかえって 苦しくもがいて 砕けて散って また出会う 僕…

Lily
2年前
2

蛍 そこに 星群 が 生命 蟲 のような 無数の ・

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13日前
2

膜(まく)

近づいては 離れて 他と交れど 解けず やわらかくはずむ膜 透明な輪郭をキラリとさせる膜 温…

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4か月前
4

万物は流転する

愛は空間的なもの 世界を永遠に証明する印 一瞬一瞬、形を変えて 流れては再構成する運動体 …

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1年前
3

砂の城

何年もかけて積み上げた 形に残らないもの 後ろを振り返る足跡 この手からこぼれ落ちた 私の…

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1年前
4

星の誘惑

その星の瞬きを いつか見失うのだろうか 黒い空に煌めいた怪しい光を いつか忘れるのだろうか …

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1年前
2

彼岸花の恋

秋風に歩みが早まる 誰もいない工事現場を横切って 橋が見える川沿いに立つ リズミカルにゆれ…

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1年前
4

入道雲立ち込める青々とした夏 巨大な太陽が降り注ぐこの海辺の都市は いつか夢で見た大麦畑の…

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1年前
3

朝の空白

再びやってきた すべてが消えたような朝 大理石の沈黙 見知らぬ白けた空 気の抜けたサイダー…

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2年前
3

She was alive there

水銀の波がまぶたに押し寄せる夜

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2年前
3

柘榴

自由を知らずはじけた柘榴に吹く乾風

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2年前
2

舟の旅

巨大な旅客船が横切る 窓には無数の顔、顔、顔 皆こちらを見ている 二人乗りジェットスキー …

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2年前
4

レモンを葬る

レモンになった日 頭から果汁滴る 胸のあたり どっしり魔物がいて ヒリヒリした愛の熱を 手足…

Lily
2年前
2

流線

どこまでも 鳴り止まない和音 幾重にも重なり 途切れることなく 頭の中を埋めつくす それは肌…

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2年前
2

深い霧につつまれて 人生の終わりを待つ これが本当の最期なら やり残したことあるけれど 本当…

Lily
2年前
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草の露

みんなバブルの中 朝の光に目を覚まして 遊びまわる微生物 世界にはどれだけの 草の露が存在す…

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2年前
2

言葉

空気をもとめて 呼吸する言葉たち 溢れかえって 苦しくもがいて 砕けて散って また出会う 僕…

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2年前
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