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怒りのエネルギー

たまに、同居している母の怒りのエネルギーが大きすぎてしんどくなります。

普段私は人に怒ることは少ないほうだと思っており、
仕事で「ん?」と思うことがあっても感情的になる前に、
冷静に考えたり周囲に相談したりするようにしています。
できれば平穏に過ごしたいし、原因が自分にあるかもしれないし、
相手にあっても丁寧に説明することが必要では?と思います。
時には笑って過ごすしかない時もあります。

今日は急に怒り出す母に耐えられず「やめて」と大声で怒鳴ってしまい、
自分の怒りのエネルギーに自分自身が包まれてしまい、
自己嫌悪に陥りました。

その後母が何度も立てる大きい物音を聞くたび、
また自分の中に積もる怒りのエネルギーが大きくなり、
それを発散するために、自分まで大きい物音を立ててしまいました。
負の感情に埋もれ、
自分も結局母と同じことしてるじゃん、と自己嫌悪になりました。

神経質な母は、自分の思い通りにならないこと、
なんでこれができないの?ということがあるとすぐ物に当たります。
ドアを閉める時や何かを動かす時に、大きい物音を立てます。
小さい頃から、なんでもない物音を聞くだけで、何か嫌なことがあったんかな?何かに怒ってるんかな?と感じてきました。
母は、気に入らないことがあると、冷静になる前に、
感情的に相手を責めたり物に当たったりします。
「そこ怒るところ?」「そこまでいう必要ある?」
「ありがとう、でもこうすると◯◯だからこうしてほしいって言えば済むもんじゃないの?」
と思うことがしばしば。

母が抱える怒りは、母の几帳面で、裏を返せば神経質な性格に反し、
高齢の祖父と同居する中で思い通りにいかないことがあり、その中で生じることが多いです。
また、日頃の仕事のストレスや、
自分の気持ちの発散の仕方、ぶつけ方がわからない、ということもあると私は思います。

普段は、母が怒っているときは母に寄り添えるように声をかけたり、
祖父に責め立てたり怒鳴っているときは、感情的になったところで祖父は反発したり理解できていなかったりするので、間に入ってフォローするようにします。

人から優しさをもらうと、人に優しくなれると同時に、
人と優しさをシェアすることで、優しさは巡ってくると思っています。
それを信じて生活をしていますが、なかなか変わりません。

一人暮らしの時にはあまり感じなかった感情を、
実家に帰ってきてから何度も感じます。

この文章を書く中で気持ちがだいぶ落ち着いてきました。
今週はアンガーマネジメントの本を読んでみようと思います。

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