is dead

んんんんん。
んでこのことば、まだことば
生きてることがそのまま

俺の眼はダニを見れない。
俺の手は宇宙を触れない。

人称を外そう。
誰もいないことにしよう。
在ることは無いことになって、あるって言うのか。
それでもまだここにあって、それは仕方ない。

宇宙を飛び出そう。
完全なる外。
思考はそこに向かうしかない。
宇宙の外で考える。
衛星によってではなく、地球全部で外に出よう。
たしかに外なんてない。
脳内で外に出るんじゃない。イメージで外に出るんじゃない。外を経験する。

宇宙を飛び出る速度。それは絶対零度。エネルギーゼロ。ここにいて宇宙の外に。

言葉でも物語でも学問でもなく
生きてることがそのまま
外を経験すること

エネルギーゼロの宇宙脱出。
あるゼロから他のゼロへ。
これを待つしかない。

エネルギーゼロで待つこと。
信じることでもなく、己で変えるわけでもなく、ただエネルギーゼロで待つ。
待つのでもなく、待っていて待たないように。

これはエネルギーゼロの思考。考えないことではない。待っていて待たないように思考するんだ。いや、思考するともしない。しようともしない。ただ待っている。それに待たないように。

空席を眺める
夢精
無意識じゃない。生理でもなく、ただ仕方ない、仕方ない仕方ないと言うこと。

眺めるのみで彷徨ってくれ
宇宙脱出はやってこないだろう
他のゼロへ行こう
いや、向かうのではない
ゼロはゼロじゃない
ゼロだけど

ゼロを統一するのでない。
いろんなゼロをゼロで捉える。
統一じゃない。

別の思考モデルを入れようとする。トポロジーや地図、動物行動学、考古学、量子力学。常に別の思考へ向かって行こうとする。
それを無くそう。思考からモデルを取っ払う。動きがあるものを取っ払う。エネルギーを取っ払う。思考のなかにあるエネルギーを消す。保存法則。消すのにもエネルギーが必要。ごもっとも。それが生きることだ。消すことが生きることだ。ゼロへ向かおう。これはそれほど悲壮なパレードじゃない。でも、到達はしない。ゼロへはいけないだろう。でも、これはゼロなんだ。消すことがゼロであり、生きることがゼロである。そう。だから消すといいながらゼロを掛ける。思考×0=zero こんな式使うな。これが思考をゼロにできない理由だ。式も使わない。言葉も物語も経験も。ゼロで思考する。それはゼロにすることだ。

失敗することだ。ここにいる時点で既にゼロにはならない。別の解決を目指すべきだ。ゼロではないもない。別の別の別の...と速度を上げるのか?絶対速度まで行こうというのか?それとも速度を落とすのか?絶対零度まで。
どちらも同じでないのか?どちらも同じで変わりない。ゼロなんて無い。絶対零度、絶対速度も無い。

タンパク質、遺伝子、物質をつくるエネルギー。ビッグバン。始まり。真の真空。終わり。始まり。

失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ失敗しろ

「失敗した。やりそこなった。生まれてこなければよかった。死んだほうがまし。」たぶんこれは失敗じゃない。これは再生だ。こんなことを書くのは再生するためだ。終わるために書かなくては。また終わるために。

また終わるために。終わることもせずに、終わりへ向かうこともなく、「〜した。」と書くのではなく、「失敗しろ。」と書く。また終わるために。

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