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1年ぶりのシティライトスタジアム。変わったこと、変わらないこと【MDCサミット:J2第38節 ファジアーノ岡山vs.FC町田ゼルビアから】



倉敷からこんにちは!
イロイロ予定が合わなかったファジアーノ岡山のホームスタジアム観戦、シーズンも終盤という先週末にようやく折り合いがつきました。むっくんをアウェイでばかり追いかけ回してなんと約1年ぶり*になってしまった。


*1年前のやつ



2ヶ月ほどこの日を楽しみにしていたので超テンション上がっています。まあむっくんは負傷で居ないんだけど。居ないんだけどね。泣いてなんかないさ。シャインマスカットのソフトクリームが美味しいんだもの。ウッウッゥ…おかしいな…なんだかちょっと塩っぱいや…



気を取り直しまして。豪雨災害からまだ三ヶ月。まだまだこれから復興という中ですが、倉敷は変わらず美しく、賑わっていました。




美観地区内の阿智神社の例大祭ということで、笙と篠笛の船上パフォーマンスがあり、大変な雅。神輿担いだりもしていましたね。




備前焼 is cool JAPAN



屏風祭りも行われていて、眼福成分が平時の五割増しでした。リノベーション古民家に住みたい人生



さてさて、全然来れてなかった間に、岡山駅前南口イオンモールに至る地下道がファジアーノ仕様になっていました。これはたまげた。



むっくん成分が補給できたのは助かりました。はよかえってきてほしいンゴ



1年ぶりのCスタへ。チームと同じようにスタジアム周りも変化を見つけることができました。




ハロウィーン限定マウンテン丼。相変わらずモリモリで満足感たっぷりですが、



なんとQRコード


なんとアンケート。これを別のテントに持っていくとスタグル商品券が当たる抽選にチャレンジできるというインセンティブもきっちりついていて抜け目ない商人の目を感じました。



そしていくつかのテントでは電子化の波が...まだすべての店舗では導入できないようですが、対応可能かどうかは一目でわかるようになっているので問題なしです。サービス向上の前のめりさに思わず姿勢がよくなってしまいました...w




今回もメイン自由席おじさんです。変わらず素晴らしい解放感。



オシャンティに合鴨のサンドなんか頼んじゃって。これも新しく見る気がします。(普段酒肴にしか目がいかないせいかもしれない)

そういえば岡山市のfree wifi が入るようになっていたのですが、あれも助かりました。たぶん去年はなかった気がします。



さて試合。ですが、場内音楽が大きく"over the rainbow "のチャントが全く聞こえなくなってしまいました。こんなんだったでしたっけ。。ここだけは非常に残念でした。単純にうるさかったし不愉快でしたね。場内音楽は基本的に不要だと思っている性癖のせいであることは差し引いていただきたいですが...



閑話休題。試合のはなし。今回の対戦は首位の町田が相手で、コンパクトさに超極端に振りきったサッカーで小規模でJ1に上がれないチームながら首位争いを演じるという、好事家からすれば垂涎必至のチームであり、そのまま上位2チームに食い込めば降格枠が削減されるということでJ1チームのファンからも熱い視線の注がれているチームです。岡山としてはちょっとヒールかな、という感じです。

岡山のダイレクトな速攻とFWの個人打開力を重視する志向は町田のコンパクトさと相性がよく、じゃんけんに勝つように勝ち星を重ねています。*前回対戦も赤嶺のポストプレーと仲間の裏抜けで殴り上田のFKをぶちこむ形で勝利しています。


*前回対戦のレポート





今節もこのコンパクトさで、同サイドでの突破を強行するためにFWの流れるサイドの数的優位、セットプレーの作り込みはさらに洗練されていました。前回対戦ではコーナーキックがパターンが多く面白かったのですが、今回はそれに加えてスローインが突破の武器として完全に成立していたことが興味深かった。コーナーキックフリーキックを稼がれてしまい、#平戸に祈る が何度も炸裂して大変肝が冷えました。

しかしながら、密集の最中のトランジションで一瞬の球際を制した岡山のロングボールに抜け出した仲間が単独でPAに突撃し、必至に戻るDFを嘲笑うかのような折り返しに武田がニアポストを射ぬくゴラッソを決め、岡山が先制します。前回対戦同様暴力的にワンチャンスをものにした仲間隼斗。すっかり"町田キラー"といったところ。。。



先制して自信を持って攻め始める岡山でしたが町田は怯むことなく圧縮し続け緊迫したハーフタイムへ。電光掲示板が唯一の癒し...





後半も町田は臆することなく圧縮し続け、さらには前回対戦以上に豊富となった攻撃的なタレントによってその圧力は緩まるどころかますます強くなっていきました。岡山も前半同様仲間隼斗が虎視眈々とオフサイドライン上を踊り、交代投入の斎藤さんも斎藤さんだぞという突貫力で単独カウンターを成功させますが、残念ながら決めきれず、バブンスキーという起点と杉森というライン間を暗躍するジョーカーによって次第に押し込まれてしまいます。




町田の攻撃的なカードは続々と機能してゴール前に釘付けにされる岡山。9/1の栃木戦以来勝利がなく、勝ち点3を渇望するスタンドはいつの間にか大きな手拍子に包まれていきます。終盤のスタジアムが一体となった大きな手拍子はCスタの大好きな点のひとつですが、そのなかでも格別の迫力で、本当にこの場に居合わせることができて良かったなと門外漢ながら感動しきりでした。ついつい手を叩きすぎてしまった。



ホームの大声援におされるようにゴール前で体を張り、ボールを弾きだし続けた岡山の勇敢なプレイはついに7試合ぶりの勝ち点3へと至りました。岡山にできることを全てだしきった清々しいゲーム。ナイスゲーム。



むっくんは見れなかったですが、やはりシティライトスタジアムで見る岡山のサッカーは変わらず気持ちよかったですし、これて良かったです。今年は残念ながらほとんど予定が合いませんでしたが、むっくんなり画伯なり、OIKAKETAI personがあるかぎり追いかけたいところです。またきます。 



それでは。