アメリカネオンの原風景 -ラスベガス編-②
そして、競い合うように建てられていった、ネオン建築物。
"電光掲示板はかつて歩行者のために作られたものであったことを思い起こさせるが、現在では、視認性、アニメーションシーケンス、パースペクティブが、調整された速度で移動する自動車交通に向けられたものであることを理解させられる。"
シーケンスとは?
"あらかじめ決められた順序で処理を行うこと"主に制御装置のこと。おそらく点滅器のことかな。
点滅器でネオンに動きを出したり、より大きなネオンにすることで、広大なラスベガスへの、巨大な誘導灯になったんだろうなぁ。
"画像とメッセージの認識は、今や交通の流れに沿って計画されている。"
⚫︎そういえば、
レストランガイドで有名な"ミシュラン"は、フランスのタイヤの会社だけど、モータリゼーションが来ることを確信していて、レストランやホテルのガイドブックをつくったんだよね。賢い!
⚫︎ネオンは、そのモータリゼーションと共に発展してきたと言っても過言ではない!
この贅沢な計画を練り上げた建築家たちの狡猾なユーモアを共有するのは楽しいし、「まじめな」都市建築の、しばしば喜びのない、反人間的な匿名性からリフレッシュし、必要な安らぎを与えてくれる。
当時、ネオンの建築照明があったのは、ラスベガスだけだったらしい!
確かにユーモアがあるデザインが多いみたい。
グルグルやナミナミって、原始からずっと、みんなやってみたくなる模様なんだなぁ。
※ 引用部分については、Let There Be Neonさんのご厚意により、直接許可をいただいています。
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