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漁師の声から生まれた最新サービス「FuneCamera」を使った感想|静岡県 株式会社勝栄丸

今回は遠洋かつお一本釣り漁業を営む静岡県の株式会社勝栄丸さんの事例をご紹介します。
同社ではライトハウスの最新サービス「FuneCamera」をいち早く導入し、日々の操業に役立てています。
今回は実際にサービスをご利用いただいている第八勝栄丸の機関長にお話を伺いました。

FuneCameraとは、ライトハウスが提供する漁船向けの最新サービスです。

具体的には「船の異常を検知/通知し、遠隔監視できるシステム」。

漁業者さん自身のスマートフォンで、船の警報盤をどこからでも確認することができます。

私たちが漁労長や機関長にお話を聞いていく中で、警報が発生した時に船から離れていると状態把握がすぐにできないことが悩みという声を数多くいただきました。

もしも警報を見落としたことで致命的な故障につながった場合、機会損失を含めた損害はとても大きな額になることでしょう。

こちらはそんな忙しい漁業者さんのために、今よりも手をかけることなく故障のリスクを軽減したいという思いから生まれたサービスです。

FuneCameraの使い心地

第八勝栄丸 機関長

LH)機関長、今日はお時間をいただきましてありがとうございます!Fune Camereを導入していただいて、使い心地はいかがですか?

機関長)シンプルで使いやすいし助かってるよ!機関室の情報を遠隔で見れると安心感があるよね。

操業中は何かあったらすぐに機関室に駆けつけられるけど、港に停泊中は何かと用事があってずっと船にいるわけじゃないから、何かあったときにすぐに気付けるのが助かる。

LINE通知機能

機関長)まず何かあったときにLINEに通知が来るのがすごく便利!

いちいちスマホでLINEを開かなくても、通知を見るだけで何の警報が鳴っているのかがわかるのがいいね!

一等機関士の谷水さんはスマートウォッチで通知を確認している。スマホを開かずとも手元を見るだけですぐに状況がわかるので便利とのこと。

LH)なるほど!LINEの通知機能であれば、文字だけで概要はサクッとわかりますもんね!

リアルタイム画像確認機能

AIカメラによって警報盤をリアルタイムに監視することができる機能。主機、補機、冷凍機などの警報盤はもちろん、警報盤以外にも何でも見たいメーターを撮ることができます。

機関長)LINEの通知で文字が飛んでくるだけだと不安なので、実際の画面を写真で確認できるのが助かるね

現場に行かなくてもどこから警報が出ているのかわかるから、船から離れていても判断ができる。

現場に指示出しをするかどうかは、通知の重要度の高い低いで考えて、最終判断しているよ。

警報盤の画像は過去を遡って何時に何が起きたのかを確認できる。

LH)なるほど!有効に活用していただいてありがとうございます!
実際に日々の操業の中で役に立った場面はありましたか?

幸いなことに導入してからはまだ重要な警報が飛んできたわけではないけど、休暇の時にちらっと様子を見れるのがいいよね。安心して自分の時間を過ごせるようになったよ。

LH)機械はいつ何が起こるかわかりませんからね・・役に立っているようでなによりです!

今後の展開

LH)FuneCameraはまだできたばかりのサービスで、これからも漁業者の声を反映させながらもっと改善を加えていこうと思っています。実際に使っていただく中で、こういう機能がほしいとか思い立ったことはありますか?

機関長)現状の利用シーンとしては陸にいるときだけだけど、航海中も船内で常時利用できるものにしたいね。

沖にいるときも自分の部屋でどういう警報が鳴っているのか見れるとめっちゃ助かるよ!

LH)なるほど!確かに今よりももっと活用シーンを広げていく必要がありますね。今後の機能追加として検討していきたいと思います!

機関長、本日はいろいろなお話をお聞かせいただいてありがとうございました!

FuneCamereが気になる方へ

私たちライトハウスでは、このような漁業者の声を参考に、未来の水産海洋業界に貢献する技術開発をすすめております。

今回紹介したFuneCamera以外にも、通信を軸としたあらゆるサービスの活用まで幅広くサポートしています。

漁船のIoT化にご興味のある方は、お気軽にLINEまたは電話にてお問い合わせください!

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