一般社団法人ライトハイク協会

万葉の時代から現代の短詩系文芸に受け継がれてきた「俳」のポエジーを国内外に伝えることを…

一般社団法人ライトハイク協会

万葉の時代から現代の短詩系文芸に受け継がれてきた「俳」のポエジーを国内外に伝えることを目的とする。その手段としての新しい詩形を用いて、世界に明るい詩を広め、ゆくゆくは言語・国籍を超えて一編の詩を結ぶ、新たな文芸文化の創造を目指すこととする。

最近の記事

2024年6月題 優秀句

上の句 文化放送アナウンサー、坂口愛美さんより びっくりして振り向いた こちらに上の句と同じ【11文字】で結ぶ 下の句 10選 視界の隅と記憶が繋がる まぁまぁな音量の鼻うた 振り向かせたい君がいた 合わせ鏡を亡母と見紛う 少女漫画の恋のはじまり 忘れ物はもうそこにない 美女の声かけ隣の男かい 電車のドアに挟まった服 草履が点々お神輿のあと コーディネートが同じ人

    • 2024年5月題 最優秀句(ハイライト賞)

      上の句  桂宮治師匠より 車の運転楽しいね  ・・・こちらに結ぶ(下の句) 隣の君は船を漕ぐ  けけけ (寸評) 林家たい平 楽しいねと問いかけたところ、隣でスヤスヤと眠る君の姿。 きっと楽しかったドライブの夢を見ているんだろうなぁと想像してしまいます。車の運転と舟を漕ぐという乗り物は違えども同じような動詞を持ってきたのもいいですねぇ 「結ぶ言葉 ライトハイク」 2024年5月題  ハイライト賞 桂宮治師匠の言葉に結んだ、けけけさんの言葉 車の運転楽しいね 隣の

      • 2024年5月題 優秀句

        上の句 桂宮治師匠より 車の運転楽しいね こちらに上の句と同じ【8文字】で結ぶ 下の句 10選 隣の君は船を漕ぐ 記憶と違った旧道 迂回で出会う花畑 だが家計は火の車 人生茨の道だけど 運転席の横顔眩し 行き止まりが怖い 右折左折は君次第 BGMは譲らない 君の鼻歌も大音量

        • 2024年4月題 最優秀句(ハイライト賞)

          今月は一之輔師匠自ら「選」をいただきました! 最優秀句(ハイライト賞)に加え今回は特別に「次点」作品も発表します。 (寸評は、たい平師匠より) 最優秀句(ハイライト賞) 上の句  春風亭一之輔師匠より 布団からはみ出した足  ・・・こちらに結ぶ(下の句) 一人で寝ると言った夜  モサク (寸評:林家たい平) 大人の足とも、子どもの足ともどちらともとれるなか、大人になりたい!と痩せがまんして1人で寝た少年の心が足に現れていて、なんだがキュンとなる一句です。 「

          2024年4月題 優秀句

          上の句 春風亭一之輔師匠より 布団からはみ出した足 こちらに上の句と同じ【10文字】で結ぶ 下の句 10選 そうっとけりかえした 生々しさにぞっとした よく見たら本当の大根 じゃれつく人もいない 十分後に玄関飛び出す 誕生日に靴下あげよう そこにもう愛はないの 一人で寝ると言った夜 親指にだけ日が差して ふくらはぎだけ反抗期

          2024年3月題 最優秀句(ハイライト賞)

          上の句  タイヘイ株式会社さんより つまずいてしまったら  ・・・こちらに結ぶ(下の句) せかいの広さが見えた  揺 (寸評:林家たい平) ”つまずく“というマイナスなイメージを多く持つ言葉に対して、大きな広がりを持つ言葉を下の句につけることによって、みた人に勇気と希望を与える句に仕上げてくれました。素晴らしいです。 「結ぶ言葉 ライトハイク」 2024年3月題  ハイライト賞 タイヘイ株式会社さんの言葉に結んだ、揺さんの言葉 つまずいてしまったら せかいの広

          2024年3月題 最優秀句(ハイライト賞)

          2024年5月・6月・7月 選者紹介

          二次審査は今治文化協会所属の団体・個人によって行われます。 新しい文芸「ライトハイク」はその道のプロではなく、 一般市民目線での審査を大事にしているからです。 今後は、愛媛県の在住者に対象を広げたいと考えていますが <市民目線で選ぶ>ことにはこだわって参ります。 【今治文化協会】 昭和38年設立。 約120の団体が所属し、伝統芸能からポップカルチャーまで幅広い分野で活動中。 2024年5月、6月、 7月の審査を担うのは一般社団法人ライトハイク協会 第一号支部である「今治ラ

          2024年5月・6月・7月 選者紹介

          2024年3月題 優秀句

          上の句 タイヘイ株式会社さんより つまずいてしまったら こちらに上の句と同じ【10文字】で結ぶ 下の句 10選 ひとやすみのチャンス 次はスキップをしよう せかいの広さが見えた わすれものをかくにん 靴紐ほどいて結び直そ 優しさ気づく時もある 立ち上がって上を見る たんぽぽとおしゃべり ラッキーだって笑おう 空はもっと広く見えた

          2024年2月題 最優秀句(ハイライト賞)

          2月は下から上へ逆に結ぶ、櫂結び。 下の句  長谷川櫂さんより チョコレートの真っ赤なハート  ・・・こちらに逆に結ぶ(上の句) 真っ白な月の光のリボンを結ぶ  染野まさこ (寸評:長谷川櫂) 月の光のリボンという幻想的な一句。 順結びにしても逆結びにしても どうすればどんな世界が生まれるか模索中のようですが どちらにしても一つの文章にならないようするのが大事か。 前後の間に生まれる断崖こそ詩です。 この断崖から飛び降りる勇気を。 「結ぶ言葉 ライトハ

          2024年2月題 最優秀句(ハイライト賞)

          2024年4月 選者紹介

          二次審査は今治文化協会所属の団体・個人によって行われます。 新しい文芸「ライトハイク」はその道のプロではなく、 一般市民目線での審査を大事にしているからです。 【今治文化協会】 昭和38年設立。 約120の団体が所属し、伝統芸能からポップカルチャーまで幅広い分野で活動中。 2024年4月題に投句された作品を選するのは【橙黄会】さんです。

          2024年2月題(櫂結び) 優秀句

          2月はいつもとは逆結び(櫂結び) 下の句を提示して上の句を募りました。 上の句 10選 真っ直ぐなものが好きたとえば 貴方は最後に食べるんだろうな 味は保証しないと言い訳しても 真っ白な月の光のリボンを結ぶ コトンと音をたてたアタシの心 待ってる間にも染まっていくの 死んだらあなたに採掘されたい 素っ気ない態度と裏腹渡された ウソで固めてカワイイふりして いかにも本命ですと言いたげな 下の句  長谷川櫂さんより チョコレートの真っ赤なハート

          2024年2月題(櫂結び) 優秀句

          2024年3月 選者紹介

          二次審査は今治文化協会所属の団体・個人によって行われます。 新しい文芸「ライトハイク」はその道のプロではなく、 一般市民目線での審査を大事にしているからです。 【今治文化協会】 昭和38年設立。 約120の団体が所属し、伝統芸能からポップカルチャーまで幅広い分野で活動中。 2024年3月題に投句された作品を選するのは2回目の登場。 今治俳句協会代表者 横田青天子 今治駅西集会所、乃万公民館、愛らんど今治で定期的な勉強会を実施。市や公民館主催の俳句大会への参加や協力。毎年

          2024年1月題 最優秀句(ハイライト賞)

          上の句  ふなっしーさんより 熱さのなかにも ・・・こちらに結ぶ 下の句 最優秀句(ハイライト賞) 透き通る吹硝子  揺 (寸評:林家たい平) 熱さの反対語には、冷たさとすぐに思い浮かぶと思いますが、透き通るという言葉を反対語として持ってきたセンス、そして直後にオレンジ色に燃える吹硝子という熱さで挟む言葉選び。温度ではなくむしろ色を感じる秀句ですね! 「結ぶ言葉 ライトハイク」 2024年1月題  ハイライト賞 ふなっしーさんの言葉に結んだ、揺さんの言葉 熱

          2024年1月題 最優秀句(ハイライト賞)

          2024年1月題 優秀句

          上の句  ふなっしーさんより 熱さのなかにも 下の句 10選 無い貴方の本音 解けない氷の心 透き通る吹硝子 噛むほどに旨味 力強く立つ茶柱 溺れない冷酷さ 冷静な僕がいる 先に出たら負け 囲む鍋に顔綻ぶ ねこ舌とおでん

          2023年12月題 最優秀句(ハイライト賞)

          上の句  春風亭昇太師匠より 三年経ったら ・・・こちらに結ぶ 下の句 最優秀句(ハイライト賞) 忘れるつもり  まぐょ (寸評:林家たい平) 出題した昇太師匠も、こんなふうになるんだ!と驚いているはずです。【石の上にも三年】という言葉がありますが、この三年をどういう時間として捉えるかで様々な下句がありました。忘れるわ!ではなく“つもり”とまだ揺れ動く気持ちが伝わってくる、人間臭いハイクになりました。 「結ぶ言葉 ライトハイク」 2023年12月題  ハイライト賞

          2023年12月題 最優秀句(ハイライト賞)

          2024年1月・2月 選者紹介

          二次審査は今治文化協会所属の団体・個人によって行われます。 新しい文芸「ライトハイク」はその道のプロではなく、 一般市民目線での審査を大事にしているからです。 【今治文化協会】 昭和38年設立。 約120の団体が所属し、伝統芸能からポップカルチャーまで幅広い分野で活動中。 2024年1月、2月の審査を担うのは一般社団法人ライトハイク協会 第一号支部である「今治ライトハイク協会」です。 愛媛県砥部町にある「滑稽俳句協会」の今治支部内に設立。 滑稽俳句協会は「ライトハイク」