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「最近」の話。

人それぞれ口癖がある。
だいたい傾向があるように思う。
例えば「なんか」とか。
「あれ」とか。
「要は」とか。
あとはなんだろう。

とポツポツいろんな人の口癖を思い馳せながら
今日も言葉が腐らない内に外に出してみる。

口癖にはその人の価値観が現れると思う。

私が好きなアーティストの秋山黄色が
ライブで「歌詞は歌ってる奴の中にあるものが出る。ないものは出ない」なんてことを言っていて、確かにそうだな、と思ったところから口癖分析してみようと思い至った。

私の口癖は、「最近」

最近さ、
も使うし
話のキッカケで
最近ハマってることある?
もある。

時代の先輩方が見たら
きっと若者特有の時間感覚と思われるかもしれないが、だいたい1ヶ月前のことは覚えていない。いや、もっと短いかもしれない。職場でこれを言ったら一気に信頼を失うかもしれないが、事実パソコンの中のカレンダーがなければ、日々記録しているTodoリストが残ってなければ恐ろしい。そんな自分だからこそ、その日思いついたことはメモするし、だいたい区切りのいい1週間にしたくて、金曜日にタスクを一気にこなすために残業してしまいがちだ。

話が逸れた。

なぜ、最近という単語を使う頻度が高いのか?

それは生き方が影響していると思う。
悪く言えば飽き性、
良く言えば好奇心旺盛、
本を開けば新しい世界が広がるし、
その先へ行きたくなる。
人との会話、
流れている情報、
あっという間に興味が移ろいでいく。

こうやって文章を書いている最中もだ。

書くべきことを忘れてしまうから
今まで苦労してきた。

私はコンセプトのあるものや
統一された世界観やこだわりのあるものが好きで
私自身も真似して何度か取り入れようとしてきた。

だけど、活動を始めて半年で新しい興味に移ってしまう。故に続かない。これが常に悩みだった。

noteだって毎日内から出てくる書きたいものは溢れてくるけど、発信しているテーマに合わない。そして、却下、却下、却下。そんなネタもいつか使えるかもしれないと下書きがたまる一方だった。

プロジェクトは半年で
興味は2日あればまた別のことを考え始めてる。

一貫して何かを続けていないからこそ
話したいその事は「最近」という言葉に集約してしまう。口癖はその表れ。

人に最近の話を求めるのも新しいもの見たさなのかもしれない。

思考停止。
明日は、降りたことのない駅から昼飯を探してみようと思う。ネタがあったらまた書く。

では。

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