LIGHTBULBの靴作りについて
こんにちは、外林です🙌🏻
このnoteではLIGHTBULBの少し踏み込んだ情報をお届けいたします。
今回はLIGHTBULBの靴作りについてまとめました🙇🏻♂️
フィッティング1st
〜1人1人に最善の方法で靴を提供する意味〜
LIGHTBULBが思う理想の靴
靴はとても美しく魅力的な存在です。
デザイン、素材、機能性…どの要素も奥深く、ある種のアートとして人々を魅了します。
しかし、その中でも私達が1番重要視するのが『履き心地』です。
私達は靴をあくまで身に纏うツールとして捉えており、どんなに素晴らしいデザインも、どんなに貴重な素材も、どんなに高度な技術や機能も、全ては履き心地の上に成り立ってこそ『靴』だと思っています。
靴が合わない。
この一見単純な問題は非常に奥深く、そして複雑な要因で起こっています。
靴が合わないのは私だけ?
靴が合わなくて痛い思いをした経験はありませんか?
もしそういった経験がない方はとてもラッキーだと私は思います。
なぜなら1人1人顔が違うのと同じ様に、足も十人十色。もっというと左右でさえ形や大きさが違います。
そんな足に対して靴も様々です。
同じメーカーの同じサイズなのに履き心地が違う。
あの人はとても履き心地が良いと言っていたのに合わない。
よくある事です。
足はとてもパーソナルで、その上とても痛みや不快に敏感です。
そして靴はただ足が入れば良い入れ物と言うわけでもありません。
つまりこの様な沢山の関係性のなかで、
『足と靴が問題なく合う、とても快適である』
という方が、むしろ珍しいと私は思います。
では、どうするのか?
LIGHTBULBの靴作り
Before既にある中から合う靴を選ぶ
↓
After『あなたの足』から靴を作る💡
LIGHTBULBの靴作りでは、まず最初に履く人の足を必ずチェックします。
サイズや形はもちろん、足のプロである義肢装具士が足の機能性(形状の個性や動き)を確認し、最適な木型(靴型・靴作りの際に足の代わりとなる型)の選定、設計製作を行います。
これはごく当たり前の様に聞こえるかもしれませんが、とても高いレベルの技術・知識と経験が必要な事です。
また私達の靴作りは今ある足の形状をそのまま追う、というよりは足本来の機能を最大限に発揮する位置関係や歩行状態に持っていくインソール・靴作りを目標としております。
足と靴の関係を見極め、最適な履き心地や歩行を提供するには靴作りの知識だけではなく足の解剖学や生体力学への理解と素養が必要となります。
『足を構造から診る技術』と『靴を美しく作る技術』は別物だと私は思います。
LIGHTBULBではそれぞれの専門家がタッグを組む事で、履き心地と美しさの両立した靴作りを目指しています。
それが私達の強みであり、そして靴作りのスタイルです。
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