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予備試験受験生向け~お勧めの司法試験解説本一覧

予備試験受験生向けの司法試験の解説本です。主に市販のもので有効なものを各科目1冊づつくらい紹介しつつ,他の者との比較をしていきます。

1 公法系(憲法・行政法)

これしかない。語る必要はないので今すぐ買うべし。

ご存じガールシリーズ。これをおいてほかにないでしょう。繰り返しますがこれしかないので買ってください。どうぞ

一応他にも学者の書いたものとして以下のものがあります。

これは買わなくていいかなと。まぁ最初の23ページくらいまでは読んでいいかな。有斐閣アルマにも同じ図があるんでそれでいいかなと。

これは仕組み解釈の元祖なので読む価値あり。最もやや古いので行政法ガールで事足りる。

2 民事系(民法・商法・民事訴訟法)

これもこのシリーズしかない。

この3冊以外にそもそも市販の本で司法試験の問題を一気貫通して解説している本は自分の知る限りではない。予備校本としてはありますが,,それでも民法はないので貴重なシリーズ。平成29年までの問題にしか対応していないが続きはBEXAの講義で見れるので興味のある方はぜひ。

よくセールの対象になるのでウォッチしておいてください!

民事系の過去問解説はおそらくはないので,繰り返しになりますがこれしかないです。まずは民訴だけでも買って読んでほしいです。

3 刑事系(刑法・刑事訴訟法)

刑事系はいろいろある…と思いきややはり少ない。少し過去問分析とは違うかもしれませんが,いかがお勧めです。

LECの講師でもある弁護士の反町先生の書籍です。ちなみに反町はLEC創業一族とは関係ないそうです。この本は,司法試験の問題を体系的に並べ替えて趣旨・実感をベースにしつつ判例や基礎知識の解説も含めて行ってくれています。要するに試験を解くのに必要な知識が試験問題とリンクして説明されている本です。問題集という形ではないのですが,これをベースに勉強すれば十分ではないかなと。もちろん書いてはほしいですが,予備試験対策で書くまでしないよという方には最高の本かと思う。

刑訴の伝聞の部分の解説と答案例は以下をお勧めします。

これを読めば伝聞は怖くない!答案例もついているのは神としか言えない。

4 最後に

以上いくつか書籍を紹介しましたが,みな法科大学院関係の実務家ということでやっぱりなという感じです。とりあえず,予備試験対策として読み物として読むというのにおススメですのでまずは読んでほしいです。

今後も何か書籍を紹介しようと思いますので是非見に来てください!



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