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【双極症】転職に転職を重ねるアラフォー女〈その2〉

双極症I型のuduです。
ご覧いただきありがとうございます。

人生でいちばん辛かったのは、この30代の時期。このときに、しっかり通院して、休養していれば…と思うのは後の祭りですね。

しんどい人は、早めに休養してほしい。

さて、前回に続いて、転職関連の記事を書いていきます。

旅行会社で契約社員に

あれだけ接客関連は苦手なのに、またもや接客を伴う仕事に就いてしまいます。

旅行が好きだったので、旅行会社で働いてみたものの、華やかさとはウラハラの世界。

窓口で、航空券の発券、パッケージ旅行の取扱いなどを行っていました。

電話はじゃんじゃんかかってくる忙しい部署…。

接客苦手に輪をかけて、マルチタスクも苦手なわたし。

お客様からは、「遅いよ!まだ?」って怒られるし、次第に追い込まれることになります。

窓口で涙が勝手に出てくる

窓口でお客様に叱られて落ち込んだわたし。
ここまでくると、自分を責めることばかり。

ミスも増えるようになり、「自分は何でこんなに出来ないんだろう?何をやってもダメ人間。」と、自分で自分を追い込んでいくように。

すると、窓口に座っていても勝手に涙が出てくるんですよ。

幸い、この職場でもスタッフに恵まれていたので、「大丈夫?涙が止まるまで後ろに下がっておいで?」と声をかけてもらいました。

感謝で涙が止まりませんでした。

再び通院、ジェイゾロフトを再服薬

やはり、おかしいと思ったので通院を再開。
ジェイゾロフトを再び処方してもらい、出社しました。休むとね、親がうるさいから。

あれだけ落ち込みが酷かったのに、ジェイゾロフトのおかげで、テンションが上がってきました。

仕事中は、電話も取りまくるし、発券作業もトロいながらも、いつもと同じようにこなせました。

しかし!
休日になると、反動がくるんです。
とうとう朝、起きられなくなりました。
夕方までずーっと寝てるんですよね。

何もやる気が湧きません。

ドライブが大好きだったわたしは、休日に寝て過ごすことが多くなりました。

泣く泣く退職

ジェイゾロフトの効果が怖くなってきたので、また勝手に断薬して、通院をやめてしまいます。

すると、仕事中に注意力が散漫になりミスを勃発。
同じミスが続くため、同僚にも注意を受けてしまいました。

何度セルフチェックしても飛行機の便名、出発時間を間違える。

大好きな仕事だっただけに、このままでは会社に迷惑がかかると、泣く泣く退職を決意しました。

その後、すぐ仕事が見つからなかったこともあり、数ヶ月ほど無職になります。

もちろん、親はここぞとばかりに突いてきます。

離婚してから、ずっと実家にいて、いつ出ていくんだ?

スーパーのレジでもいいだろ?仕事を選り好みするんじゃない!

それでもわたしは、耐えました。
ひとり暮らしをするほど、金銭的に余裕がなく、社会的にも信用がない。

実家に住まわせてもらっているし、親に感謝はしていました。

ひとり立ちできるまでは、実家に居座るしかないんだと、我慢に我慢を重ねる日々。

このときは、破滅的な行動はしてないので、まだ理性が効いていました。

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