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先日、ふと思って子どもの頃からの通知表を見返してみた。

小学校の前半くらいまでは、問題なく見ていた。「リーダー頑張りました」なんて書いてあって、そんな事やってたんかと驚いた。

だけど、後半、特に6年の時は「泣き虫が治りませんでした」なんて書いてあって、これ読んだ私はまた泣いただろうな、と容易に想像ができた😢

中学に入ると、「自信がない」「消極的」と言うワードがよく出てくる。

結果、子どもの頃の私は相当不安の中で生きていたんだな、と自分がかわいそうで抱きしめてあげたくなる。ヨシヨシしたくなる。

昔、発達障害を診断するのに通知表が必要だって言われていたよね。今もかな?

それは分からないけど、通知表を見て子どもの頃から不安だったなぁ、という気持ちを思い出した。

子どもの頃の不安。
それは自分の気持ちが言えない事。

授業のように、ある程度正解と形式があれば話せる。

だけど、とっさには言えない。

例えば高校の頃、隣に座っていた友達が苦しそうにしだした。

私は「大丈夫?」と声をかけたが、反応がない。先生に言わなきゃ、と思った。

でも、出来なかった。

「静かな雰囲気の中、声を出す」という行為にどうしてもブレーキがかかってしまい、声が出ない。

困った私は、周りの子に目で訴える。
でも、伝わらない。

そんな状況がしばらく続き、少しザワザワした所で先生が気づいた。

それで事なきを得たが、何故アイツは言わないんだ的な雰囲気は感じた。
まぁ、そりゃそうだよね。

でも、私だって理由は分からない。だから反論も出来ない。

今ならわかる。社交不安障害だから。
多数の人の視線を集める行為にはブレーキがかかってしまうんだよね。

しんどかったね。
ヨシヨシ、私。


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