五島列島、長崎本土、天草の教会巡り

画像1 全国を旅してきたが、ごくわずか何度も訪問した場所があった。そこには日本の原風景の中にたたずむ美しい教会があった。1990年代のことで、まだ世界遺産になるずっと前。多くの教会では人に会うことがなかった。
画像2 五島列島の福江島にある水ノ浦教会。数多くの教会建築に携わった鉄川与助によるもの。木造、白亜の教会は珍しい。私が五島で見た初めての教会で、その後、何度も通うきっかけになった教会でもある。
画像3 同じく福江島にある楠原教会。福江島は、中通島とともに、バスの便がよかった。バスだけでも教会巡りが可能だった。もう何十年も行っていないが、現在はどうなのだろうか。
画像4 上五島、中通島に隣接する頭ヶ島にある石造りの教会。五島の教会はレンガ、木造、石、そしてコンクリートとそれぞれ建材が違うところに特徴がある。
画像5 この頭ヶ島教会へは、当時運行されていた長崎空港から上五島空港への小型機を使い訪問した。頭ヶ島教会の内部は花のデザインが秀逸で、「花の御堂」の愛称もある。
画像6 中通島といえば、この青砂ヶ浦教会が特筆されよう。なお、当日は葬儀中で、参列者にどこから来たかなど尋ねられた。観光客も珍しかったのではないか。
画像7 中通島、矢堅目の落日。五島列島はどこからも日没が見られるが、矢堅目は岩の形もあいまって見事な光景をつくりだす。
画像8 中通島の中ノ浦教会。ひっそりと入り江に建つ。湾が鏡になると予想し、満潮、順光の時間を狙った。私にとってもっとも思い入れがある場所で、山から俯瞰した構図も見たかった。
画像9 中通島の青方港から、大曽教会を遠望。
画像10 中通島の冷水教会。冷水といいつつも、暑い日だった。鉄川与助が初めて手がけた教会である。
画像11 九州本土の教会に移る。佐世保の三浦町教会。この年の正月は当地で迎え、教会撮影から年が始まった。
画像12 出津教会は、外海に面している。長崎と佐世保の中間点に位置する。海からの風が冷たい。正月のため、レストランはどこもお休みだった。土産物屋が開いていて、さつまいもの飴を買い、昼食代わりにした記憶がある。
画像13
画像14 熊本の天草下島にある大江教会。これは、朝の光景。クリスマスイルミネーションが、年始も行われていると聞いて訪れた。夜間のため、近くに宿を取る。なお、きらびやかなイルミネーションは、1枚目の画像である。
画像15 同じく天草下の崎津教会、早朝の光景。大江教会近くの宿からバスで向かう途中、海霧浮かぶ教会が現れる。霧はすぐに晴れてしまい、一瞬のシャッターチャンスだった。
画像16 島﨑津教会、昼の光景。のんびりとした風景もよい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?