会話は裸眼で
僕は、目が悪い。視力検査の時に、一番上のCマークがギリギリ判別できるかどうかの近視だ。
なので普段は、コンタクトをしている。マスク生活だと、メガネが曇ってしまって、うざったるいから。
あと自分は天然な性格なのに、メガネをしていると頭よくてしっかりしているイメージを勝手に持たれてしまうのも、嫌だからだ。
だけど、たまーに僕はメガネで外出をする。見た目を気にするのも、めんどい時とか。マスクのせいでメガネが真っ白になっているとか、どうでもよく感じるような日に。
休日にそんなメガネ生活を送ることが多いんだけど、休日なので友達と一緒に外食に行くことがよくある。
その外食の時、僕はあえてメガネを外すことがある。
理由は、その方が会話しやすいから。
視界を悪くすることで、会話だけに集中できるようにしている。
というのも、僕は裸眼ではない時、面と向かって話すと相手の表情とかが気になってしまう。
「あっ、今嫌な顔したな。何かまずいことでも、言ってしまったんじゃないか。」
「自分の歯になんか付いてる?」
相手の表情や視線、仕草が気になって、会話に集中できなくなることが多い。
相手の表情を読み取ることは、会話で相手を置いてけぼりにしないために重要だけど、気になりすぎては本末転倒だ。
そうやって気を取られていると、会話で的外れなことを言って、相手を困らせてしまったことが、たくさんある。
その解決策として、この裸眼にして視界の情報をシャットアウトするというものを、編み出したのだ。
実際、この方法は会話不安をなくしてくれる。
相手との会話も弾みやすい。相手の表情はぼやけてはっきりと分からないが、声色が明るいことは伝わる。
結局自分は、相手からどう思われるのかを気にしすぎていたのだ。
ベクトルが相手ではなく、自分に向いていた。
僕のイメージだけど、会話が上手な人は相手のことだけを考えていると思う。自分のことは置いておいて、相手の話だけに集中している。
今は裸眼で視界をぼやかして、自分への意識を消しているが、いずれは視界がはっきりした状態でも、できるようになりたい。
以上、いかにも陰キャラのような記事でした。
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