おばあちゃんのアドバイス
少し前の話になるんだけど、僕はお盆あたりに帰省していた。そのときに家族といろんな話をするんだけど、僕が就活をしているということで、おばあちゃんがアドバイスをくれた。
これまで帰省したときは、一回もアドバイスを言われたことがないんだけど、孫がもうすぐ社会に出るから、教えてあげたいことが出てきたんだろう。
求めてもないのにアドバイスされると、むっとしてしてまうことがあるけど、おばあちゃんは僕が尊敬している人なので、素直に聞き入れることができた。
アドバイスされたことをもう一度頭に焼き付けるために、今回記事として書いてみることにした。個人的なアドバイスなので読者のためにならないかもしれないけど、少しでも役に立てば嬉しい。
ハキハキと話すこと
まず言われたのが、ハキハキと話すこと。
僕は話すときに自信が持てなくて、ボソボソと小さな声で話してしまう。「こんなことを言ったら、どう思われるんだろう」って気にしてしまって、自信なさげに話してしまうのだ。
ボソボソと話してしまうのは、やっぱり印象が悪いらしい。おばあちゃんは、仕事で営業をやっていたので、なおさら話し方の大切さを知っているのだろう。
無理に自信を持たなくてもいいと思う。自分の能力を、過大評価する恐れがあるから。でも、自信がないように見られるのは、よくない。
例えば僕が面接官になって面接をする側になったら、自信なさげにボソボソ話している人より、ハキハキ話している人のほうを選びたくなる。
能力が同じであったとしても、ハキハキ話している人のほうが「うちの会社で入って、なんかやってくれそう」とポテンシャルを高く評価するだろうから。
あと、ハキハキ話すことで相手への負担を減らすことができる。聞き取りやすい声ならば、聞き手が聞き返す労力が減るから。
小さい声でボソボソ話していたら、「え、なんて」と聞き返されることが多い。頻繁に聞き返さなければいけない話し方をされると、相手にイライラを募らせてしまう。
会話はキャッチボールなので、話している人の言葉を聞き取ってから、聞いている側も話すことができる。
それなのに聞き取りにくい声、つまり暴投を投げていると相手も受け取るのが困難で、会話がしづらい。
すぐには自信を持ってハキハキ話せないかもしれないけど、自分の中では「うるさいかも」と思うぐらいの声で話すことを、意識したい。
狡猾に生きること
あまり良い意味ではないが、おばあちゃんはたぶん僕が生真面目に生きているように見えて、そう言ったのだと解釈している。
「自分一人でなんとかしなくてもいいんだよ」って、言いたかったんだと思う。
たしかに僕は人に頼るのが苦手だ。「迷惑をかけたら悪いかな」って、思ってしまう。
でも社会に出たら、一人だけで頑張るのは無理だということを、人生経験が長いおばあちゃんは知っているのだと思う。
うまく人に頼れなくて自分がつぶれてしまったら、それこそ後で周りに迷惑がかかってしまう。
そういう意味では、おばあちゃんは周りの人と関係を築くのがうまい。僕の実家があるど田舎では、地域の人間関係が大事なんだけど、困ったときに助けてもらえるような関係を築けている。
トラブルになりそうなことが起きても、関係が悪くならないようにうまく事を収めている。意識してやっているのか、分からないけど。
頭が柔らかいというか、世渡り上手というか。これも営業をやっていたことが関係しているか分からないけど、おばあちゃんの人当たりのよさは真似したいな。
物理や数学のスキルを高めることも重要だけど、おばあちゃんみたいにうまく人間関係を築けるように、これから少しずつ改善していきたい。僕がこれまで努力を、避けてきたところなので。
まとめ
おばあちゃんが社会に出る僕にくれたアドバイスは、
・ハキハキ話すこと
・狡猾に生きること
でした。
人間には生まれ持ったものがあり、変えることが難しいこともあるけど、少しずつなら改善していけるはず。また、こうして文章にしてみることで、アドバイスが頭に定着したしね。
明日はインターンで、事前課題もあるのでこの記事を書き終えたあと、その事前課題を頑張るぞ。
グループワークでは、ハキハキ話すことを意識してね。
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