電車の中で過ごす時間が好きだ
広島から実家に帰省する時、もしくは実家から広島に戻る時に、長い時間電車に乗る。
在来線と新幹線を使ってだいたい3時間半ぐらいかかる。
僕はこの時間が大好きだ。今もちょうどその時間を過ごしている。電車に揺られながら、スマホでピコピコと文字を打っている。思ったより揺れて、ちょっと酔いそうだ。
最寄駅まで送ってもらう時に、母親に「なるようになるから、あんま落ち込みすぎずに就活頑張りよー。」と励ましてもらった。
そう。これから就活が本格化する時期に入る。なんとなく就活から目を背けていた感も否めないけど、とうとう目前まで迫ってきた。
だから今回の電車での帰路の旅は、いつもと違う。決戦を前にして、不安でいっぱいなのだ。この不安の中、現実に立ち向かわなければいけない。
そんな思い持って、電車に揺られている。まるで自分の将来に対する迷いを、表しているみたいだ。
今回はネガティブな感情もあるけど、やっぱり電車の中で過ごす時間は好きだ。
なぜこの時間が好きなのかは、申し訳ないけど説明ができない。
別に、好きに理由なんて必要ないのかもしれない。ただのんびりと外の風景を見ながら、ぼーっとできるこの時間が好きだ。
田舎の風景を眺めながら。地元がちょー田舎なんです。車窓の風景は、山しかありません。
そして車内には、いろんな人が座っている。みんなそれぞれ、いろんな思いを持ちながら乗っているのかな。あっ、口開けて爆睡してる人いた。
今日も電車はいろんな人の思いをのせて、走っています。
そうだ。広島のアパートに着いたら、母親に無事着いたことを連絡しなくては。忘れないように。
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