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僕らの相対性理論

物理学科は、女子が少ない

大学の先生いわく、海外の大学だと女子もまあまあいるそうなのだが、日本の物理学科では女子が非常に少ない。

考え方としてあまり好きではないのだが、恋愛を市場のように考えると、物理学科は需要と供給が釣り合っていない状態だ。


そのため、女子がいつもに増して可愛く見える。

この現象をある物理学科の男子たちは、相対性理論と名付けていた。

やはり、全ての物事は相対的なのだ。人の魅力度も、周りの環境によって変動する



イケメンだったとしても、周りがアイドルクラスの美男子ばかりだったら、埋もれてしまう。

ユーモアに定評があったとしても、周りが面白い芸人だらけだったら、かすんでしまう。

身体能力に自信があったとしても、周りにアスリートしかいなかったら、ちょっと運動ができる、という人で終わる。



逆に自分では平均的な特性だと感じていても、自分のいる集団の中で秀でていれば、それは十分なアピールポイントになる。

「自分の長所を活かそう」という考え方が古くから浸透しているけど、それだけではなく、

自分が所属しているコミュニティにいる人たちは、どのような特性を持っているのか

を考えることも同じぐらいに、重要だと思う。繰り返しになるが、人の魅力度は周りの人との相対関係で決まるから。



孫子の兵法に、こんな言葉があることを思い出した。

彼を知り己を知れば百戦あやうからず

『孫子』の中でも有名な言葉!

敵と自分のことをよく知っていれば、何度戦っても敗れることはないという意味。

戦いの勝敗は周りにいる敵と自分との差で決まるという、これも相対論的な考え方に違いない。

出会いの場では、まずは周りのライバルの状況を知り、そのなかで自分はどこで勝負していくのかを考えれば、うまくいくかもしれない。



恋愛経験の乏しい自分が、なに調子に乗ったことをほざいているのでしょうか。


昔から戦略や軍師にまつわる話が大好きでした。弱者の立場であっても、戦略を駆使すれば生き残れるヒントが、いっぱい詰まっているからです。その中でも「孫子」は古今東西多くの戦略家や軍師(現代の場合は経営者とかが多いのかな?)が参考にしていたというだけあって、時が経っても色褪せない素晴らしい本だと思います。


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