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正解が1つしかないということ

理数系の問題を解いていて思ったこと

僕は現在、理系大学院生で、これまで理数系の演習問題をたくさん解いてきました。

理数系の問題は基本的に正解がビシッと決まっていて、理路整然としています。僕はこういった問題にたくさん触れるなかで、正解が1つしかないのは美しいことだけど、その反面それが息苦しさにつながるのではないかと感じていました。

1つの答え以外はすべて間違いになるからです。

演習問題で、なかなかたった1つの正解にたどりつけなくてイライラしている状態が、人生でも当てはまるのではないかと思っています。

「このような人生でないと間違いだ」と決めつけてしまうと、とても苦しい生き方になると思います。

自分の人生は、こうあらねばならないと僕自身もよく思ってしまうときがありますが、人生においてたった1つの正解なんてないと思います。


もちろん、自分の価値観にそって生きるということは大事ですし、実際に研究でも価値観を見つけてそれに従って生きている人のほうが幸福度は高いそうです。

自分の価値観にそって生きるけど、正解を決めつけない。

僕はそのような生き方を送りたいと、理数系の演習問題を通じて思いました。




どんな選択をしても正解になると信じて

僕は最近、就活を始めました。今日も企業の説明会をオンラインで視聴しました。

就職は人生の大きな分岐点になります。

なので、自分にとってベストな選択をしようと思うのは当然のことです。自分にとって最高の答えがあると思って。

でも、先ほど述べたようにこの考え方も自分の首をしめることになると思うので気をつけたいです。

最高の答えを求めすぎると、それ以外の答えは不正解になってしまうからです。


あるかもわからない最高の答えを追い求めるより、自分の選択が正解であったと思えるように努力することのほうが大切なのではないかと思います。

これからの長い人生で仕事もそうだし、恋愛とか結婚で大きな選択を迫られることが増えてくると思うけど選んだ答えが正解であったと言えるように、懸命に生きていきたいです。


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