寝て忘れる

睡眠中に行われる心身のメンテナンス

脳内のゴミを取り除き、記憶の整理をする
脳は、活動中に学習した記憶を整理し、必要な情報を定着、強化、一方で不要なものを脳脊髄液中に排泄するという「保守作業」を毎日行っています。このはたらきは主に睡眠中に行われます。老廃物のひとつ、アミロイドβというタンパクが脳に蓄積することが、アルツハイマー病の原因と言われていますが、睡眠不足になるとこのメンテナンスがうまく行われず、認知症発症のリスクが高まることがわかっています。

Vol.52 睡眠の役割は、「心身のメンテナンス」睡眠中になされる体内のさまざまな調節とは | 医療法人 澄心会 豊橋ハートセンター (heart-center.or.jp)


脳内のごみを取り除き、メンテナンスする。この記事をよんでふと、子どもの頃のことを思い出した。
ある日、母から褒められた。
「どんなに嫌なことがあっても次の日にはすっきり起きてこれるね。」
今思うと、あまり褒められた記憶が無い中で、自分を肯定してくれた言葉のひとつだと思う。
もちろん、大人になれば一筋縄ではいかないことも多いけれど、この言葉があったからこそ、私は比較的、リセット上手な人間でいれるのだと思う。

寝たら忘れる、というのは、脳内で記憶が整理されているということ。
モヤモヤイライラのリセットには睡眠が大事だということ。
この話を深堀するのはまたにして、今日も早く寝よう。

早寝早起きというけれど、「早く寝なさい」よりも「早く起きる」ことの方が大事。
私たちの身体は25時間周期なので、普通に生活していると、1時間ずつ遅くなるので、寝る時間も遅くなってしまう。
朝の太陽のひかりを浴びることで、体内時計のずれはリセットできる。
朝のひかりを浴びると、セロトニンという日中活動するためのホルモンが分泌される。そしてその14~16時間後にメラトニンというホルモンが分泌されると「眠くなる」
メラトニンの分泌量は、セロトニンによってコントロールされているので、セロトニンが朝にきちんと分泌されていることが重要。
つまり、朝おきて朝陽を浴びることが、夜眠くなるためにとても重要!


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