ポジティブvsネガティブ #155

ポジティブvsネガティブ

そりゃ、ポジティブがいいに決まっているよね。
ポジティブシンキング、ポジティブ変換。
できるだけプラスな環境にしようとする。
マイナス言葉は使わない。

それは知っている。

知識として知っていたも、気質というものはなかなか変わらない。
私自身、どちらかと言うと物事をネガティブに捉える傾向が強い。

ポジティブ人間には憧れるので、他人と比較せず、ありのままの自分を認めるだとか、言動を変えてポジティブな考え方の癖をつくるように意識してきた。
そうやって、後天的にポジティブ人間になったつもりだったけれど、油断すると素の自分が出てきてしまう。

根っからポジティブな人が羨ましいという気持ちがないわけではないけれど、なんでもかんでも「とりあえずやってみよう」「大丈夫」「なんとかなる」なんて無責任に言えない。
大丈夫だと言えるだけの根拠や自信が必要なのだ。

大丈夫になるように○○する
なんとかするために○○する。

問題解決は、問題に気づかなければ始まらない。
ネガティブがあるからこそ、ポジティブになれる。

解決策ばかり探していると、なかなか前に進めないこともある。

「ネガティブかポジティブか」は、私にとっては「思考か行動か」と問われているようなものだと思った。つまり私にはどちらも大事だよねと思う。

世の中は矛盾だらけ。
「or 」や「vs」でなく、時と場合によってどちらかを使い分ける。
「and」でいい。
ネガティブな感情もポジティブに受け止めて利用すればもっといい。
ネガティブさんなりのポジティブな解釈。

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