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どうする家康3 吉良氏

今回は吉良氏について書いていこうと思ってます。
知らない人はほんとに名前すら知らない家だと思います笑

でも歴史詳しい人はピンときてるかも… 

皆さん赤穂浪士の討ち入りって事件があったのは知っているでしょうか。主君浅野内匠頭の仇をとるために大石内蔵助ら47人が自分の君主を切腹に追いやるきっかけを作ったある人物を討ちに行くという
日本を代表する仇討ち事件、通称赤穂事件です。

この赤穂浪士達が討ちにいったある人物というのが
吉良上野介義央。今回取り上げる吉良氏の子孫なんですね。

どうする家康に出てきたのは吉良義昭という人物でした。

吉良義昭を演じたのは矢島健一、大河ドラマの常連ですね笑

この吉良氏という一族実はとても華麗なる一族なんですね笑

吉良氏というのは足利義氏の子、足利長氏を祖とする室町幕府将軍家足利一門です。

なかなかに家格が高く、今川氏の家臣のような立場ながらも形式上は今川氏よりも立場が上という少し不思議な一族でした。

室町時代には三河国で東条吉良氏と西条吉良氏に別れて争っており家格に見合う勢力があったとはいえないのが現実でした。

ドラマの中で矢島健一さんが演じた吉良義昭は西条吉良氏の出身でしたが東条吉良氏も今川氏の命令で相続し東西の吉良氏を統一した人物でもあります

その後義昭は桶狭間の戦いで今川義元が討たれた後今川氏から離反した家康から東条城を攻められ降伏します。

岡崎に身柄を送られ生活していましたが三河で一向一揆が起こるとそれに乗じて家康に反旗を翻しますしかし再び敗れ近江国、現在の滋賀県に逃げたといわれています。

吉良氏は義昭の兄である吉良義安が継いで存続を許されました。そのまま家康の家臣として江戸時代を迎え最初に取り上げた赤穂事件の吉良義央に繋がっていきます。

名家ですが軍事的にはからっきし、それでも江戸時代まで家を残したのは世渡り上手ってことなんですかね笑





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