仕事とお金の話
こんにちは、しがサラです。
ここ数年、岸田政権により【新しい資本主義社会】の実現に向けて様々な施策を打ち出しています。
例えば、以下のような施策です。
・構造的賃上げの実現
・成長分野への労働移動の円滑化
・家計所得の増大
・資産所得倍増プランの推進
では、このようなお金の話での主人公は、やはり、企業なのでしょうか?
確かに、昨今のベースアップに関する記事は毎日のように新聞に掲載されています。
一方、新NISAの拡充など個人へ向けた施策も広がりを見せています。
そのような、経済やお金を考える機会が多い今の時代において、ビジネスとお金の重要性について、今一度解説していきます。
営業でも人事でも関係ない
例え、利益を生まない人事部門のような間接部門であってもお金に対する意識は必要です。
むしろ、利益を生まないコストセンターだからこそ意識する必要があります。
この備品にいくらかかっているのか。
この作業工程にどれぐらいの人件費がかかっているのか。
では、それを稼ぐために自社の商品をどれぐらい売らないといけないのか。
このことを認識しなければなりません。
本来であれば、どの部門に在籍していたとしても自分たちの会社が利益を出している商品やサービスを知る必要があります。
理想でいくと、全従業員が現場最前線の営業を経験すべきだと思っています。
営業を経験して初めて、自社の商品の良さや顧客、利益を出すことの難しさを知ることができます。
それぐらい、ビジネスにおいてお金を考えることは重要です。
当たり前のように給料日に給料が振り込まれているという感覚であれば、仕事に付加価値は生まれません。
どのように生んだ利益なのかをしっかりと理解する必要があるでしょう。
投資をする重要性
これは人的投資や設備投資でなく、シンプルに株式売買のようなファイナンス的な意味です。
新NISAやiDeCoなどの施策が有名ですが、資産形成の面以外で全社会人が投資をしたほうが良い理由があります。
それは、市場=世間を知ること、に繋がるからです。
今の世の中は資本主義社会ですから、お金を稼いだ人や会社が有利となります。
稼ぎ頭が多ければ多いほど国力強化に繋がるので、当然の話です。
ですので、投資をすることは世間的に成功している企業や業界動向を知るきっかけとなります。
投資自体は自己責任の世界なので難しい面もありますが、身銭を持って投資をすると新聞やニュースを読む精度が変わります。
大金を投資する必要はありませんが、投資はビジネスを知る上で最も効果的な方法でしょう。
このように、ビジネスとお金の関係は密接に関わり合っています。
自分で事業を成功させるような超一流の経営者を除き、優秀なビジネスマンになりたい人はお金の勉強は必須と言えるでしょう。
正しいお金の知識を勉強することは、社会を知ることと同義です。
ぜひ、ご参考にしてみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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