チリンチリン
我が家に来て、早々に病院に行くことになった、セキセイインコのクウ。
その後、ゴハンも普通に食べるようになり、可愛い声でよく鳴くようになって、ひと安心。
でも、やっぱり大人しい。
たまに羽ばたいたり、ちょこまか動く時もあるのですが、ほとんどの時間はじーっと動かずにいるクウ。
30分後に見ても、同じところにいる。
1時間後に見ても、まだいたりする。
さらに気になるのは、時々首を振ってゴハンを吐き飛ばしてしまうこと。
明らかに、やっぱり何かまだおかしいな…と思い、病院に電話して、もう一度診察していただくことになりました。
まず体重を測ってみると、約一週間の間に2g増加。ちゃんとゴハンは食べられているようで、ホッとしました。
再びフンの検査もしましたが、こちらも異常なし。
そして、"そのう"の検査。
クウが嫌がって、ものすごいギーギーずっと鳴くので、自分まで身をすくめてしまいました。
検査の結果、細菌が多めと判明。
恐らく、弱って免疫力が落ちてしまったせいで、普段元気な時なら、自然に免疫力で抑えられてる菌が増えてしまったのではないか、とのこと。
治療もやり過ぎは良くないそうで、自然治癒にまかせる案も出ましたが、クウの場合は症状が続いていたので、抗生物質を一週間、水に溶かして飲ませる「自由飲水法」をしてみることに。
やんわりと、弱い子だとどうしてもお世話してあげたくなるけど、小鳥は生まれ持った個体の強さ弱さで決まってしまう、とのお話もありました。
厳しいけど、それが現実。
ヒトの手助けにも限界があるので、クウ自身の生命力を信じて、頑張ってもらうしかありません。
早速50ccの水に薬を溶かし、沈殿しないよう、日に何度かクルクルかき混ぜる日々がスタート。
中には、抗生物質で味が変わって、水を嫌がるようになる子もいるそうですが、幸い、クウは普通に飲んでくれました。
そして、薬を始めて6日目。
クウに変化が!
まるで憑き物が落ちたかのように、急に元気になったのです。
活発に動き回り始め、あちこち噛ってみたり、つついてみたりと、イタズラ心も生まれたようで、やっとヒナらしいヤンチャな動きが見られるようになってきました。
ちょうどこの頃から、吐き飛ばしもなくなったので、免疫力も上がってきて細菌を打ち負かしたのかもしれません。
とはいえ、まだ心配な面は残っていて、暑いわけでもないのに、口をパクパクすることが度々。
呼吸器系がまだ未熟なのか、元々弱いのかと思います。
でも、今はもりもり食べてくれて、元気に遊んでくれれば、それで良し!としています。
じ ーっとしてばかりの頃を思えば、今の元気なクウの姿を見るのが嬉しくてたまりません。
最近は、初めてのオモチャに、ドはまり中。
最初は、やっと勇気を出して一度つついたら、急いで反対側に逃げる……(笑)てな感じでしたが、今では1日の大半をオモチャと過ごすほど夢中です。
ヒトの子だったら、確実に知恵熱を出しているレベルです(笑)
いっぱい食べて、いっぱい遊んで、ぐっすり寝て。
どんどん元気になあれ!
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