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コロナのその後【後遺症の治療…】

4月にコロナに感染したのち、療養期間を終えたものの、不調が続き…。
後遺症の治療に取り組むことになりました。

治った後も、鼻水がのどに流れる感じがする後鼻漏、のどの違和感が強く続き、吐き気と食欲不振も継続。立ちくらみも時々。だるい感じが続いていました。後遺症については気になっていたので、「なんかとりあえず病院に行った方がいい気がする…」と思って近所の耳鼻科と内科へ。

→耳鼻科では、アレルギー性の鼻水かなとのことでアレルギー剤と点鼻薬をもらうものの、後鼻漏とのどの違和感は改善せず…。しかし私これまでに何度かアレルギー検査を受けていますが、ひとつも反応したことがありません…。何のアレルギーなんでしょうか(謎)…。

→内科では吐き気を止める頓服薬と、胃薬をもらい様子見することに。胃薬が幸い効いてくれましたが、飲まなくなると吐き気と食欲不振が再び…。きちんと調べた方が良いだろうとのことで、胃カメラ検査をすることに。
(胃カメラは…………頑張りました………)
大きな問題はなかったようですが、逆流性食道炎が発見され、治療開始。さらにピロリ菌もいるかもとのことで血液検査を実施。
ちなみにピロリ菌は感染していたため、1週間薬を飲んで除菌に挑戦することになりました。(さらばピロリ菌よ…)

…という感じで、アレルギー剤と内科の胃薬を飲んでいたのですが、おさまらない後鼻漏とのどの違和感。さらには耳が詰まっている感じも出てきて…
その時に、コロナの後遺症治療として、EAT(Bスポット療法)が有効という記事を見かけました。

実はコロナの流行する以前、本を読んで、「慢性上咽頭炎」かもしれないと気が付いて、半年くらいEAT(Bスポット療法)の治療を受けに行っておりました。

近所の耳鼻科ではこの治療が受けられず、受けることのできる医療機関(↓)をチェックし、その病院のホームページを見て予約して行きました。

その時も、なんだか慢性的に調子が悪く、治療はめちゃくちゃ痛かったのですが、だんだん改善されてきたので半年間通いました。最初は週に1回くらい、で通い…。ただ、その治療を求めてくる患者さんが増えたこともあって、医師の先生から『来る頻度を減らして』と言われ、半年間ほど治療したけれど『完治しなかったので…』と残念そうに言われたのを機に、通院と治療をやめました。
遠方だったので、通院する負担も大きかったんですよね…。
「もう治んないのかな」と思ってしまい、「ある程度改善しただけでも良かったかな」と思うことにして、通院を断念。

その後、気になっていた親知らずを抜歯するとめちゃくちゃ元気になったので、「うん、もういいか…」と踏ん切りがつきました。
加えて、コロナが流行し始めたことでこの治療を中止している、という病院のお知らせもあったので、それから数年間はこの治療を受けず暮らしていました。

そしてコロナに感染したこの4月。療養期間後、「なんだかあの治療を受ける前の自分と似ている状態」と気が付いて、再びEAT(Bスポット療法)を受けることにしました。
ただ、遠方なこと、以前に通った病院に行くのもな~と思い(今思うと医師の先生との相性がちょっと良くなかったのでしょう…怖かったし…)、新しい通院先を探すことに。
ただ、自分でもできるセルフケアを先に始めようと思い、いろいろ準備しました。

①とりあえず鼻うがい。
近所の薬局で鼻うがい用品を買い、さっそくやってみることに。
鼻のグスグス感が解消する感じだったので、継続することにしました。

②保湿をこころみる。
以前から行っていたのですが、薬師堂の液状のソンバーユを点鼻することで、保湿されます。乾燥が良くないと聞き、こまめにソンバーユを点鼻するようにしました。
点鼻後鼻の下がテカテカしてしまうのが悲しいところです。仕事中はマスクでなんとか乗り切ります(笑)

③寝る前には口テープ。
これはずっとやり続けているのですが、鼻呼吸を促すために口テープを貼って寝ています。
一応製品もありますけど…高いので、紙テープを買ってやってます。

とりあえずこの3つで始めてみましたが、やっぱりコロナ後ひどくなった後鼻漏、のどの違和感、耳の詰まり感は減少せず…。そこで、今回はこちらを投入しました。

④コパイバマリマリを試す。
いろいろ検索したら、これが出てきたので…。注文して、休日の前の日に「えいや!」と点鼻しました。
始めて点鼻した日の夜は強烈な刺激に襲われ、「あたたたた(痛)」となりましたが、まるで以前にEAT(Bスポット療法)を受けた時のような感覚で、のどの違和感と後鼻漏が少し減少したんです…!
そういうわけでしばらく続けています。

…という試みもしつつ、やっぱり他にも方法があるのでは…?と思い、ついに「セルフでやっている人がいるのでは?」と検索。そうすると、いました!

ここからは完全に自己責任かとは思うのですが、私は「とりあえず病院に治療は受けに行こう」→「でもすぐに予約取れないかも、それにずっと通えるかわからない(前回の治療のこともあり、先生と合わなかったら心折れて通院断念するかも)」→「セルフでもやれる方法を身に着けながら、改善を目指したい」ということを考えるようになりまして。

⑤セルフEAT用品を準備。
綿棒と、ルゴール液を購入しました。
EATに使用される塩化亜鉛は一般的には手に入りません。ただ、塩化亜鉛でなくルゴール液を塗布している病院もあるようで…ルゴール液は風邪をひいたときに、家庭で上咽頭に塗った…みたいなエピソードを発見し、購入できるので、これでやってみようかなと思い買いました。

→ここまで準備したところで、新しい病院の予約を取ったら、案外すんなり取れて、早速治療を受けに行き、以前の治療のことについてお話しすると、優しそうな先生が『何をもって完治とするかは難しいんですよね』『でも効果はあったんですよね!』と言ってくださり、上咽頭をチェックしてもらうと『やっぱり炎症がありますね…』とのことで、EAT(Bスポット療法)をしてもらいました!

しかも初回は麻酔をかけていただいたので、痛くなくて( ;∀;)!
ちなみにその1回で、のどの違和感は減り、耳の詰まり感がかなり気にならなくなりました!!!だるさも減少、スッキリしまして。あと、内科でもらった胃薬も効果あると思うんですけど、食欲も回復。慢性的な疲労感が軽減しました。
あああ…とめっちゃ嬉しかったです。
ひとまず週に1回のペースを目安に10回通ってみる、ということに。
しばらく通ってみようと思います。

…とはいえ、ちょっと不調の時に「セルフEATできんかな…」と綿棒とルゴール液で練習を始めた結果、慣れてくると自分で「あっ、この場所かも」とわかるようになってきて、耳の詰まり感が減少しました…。ただ、これを試した結果、もしも定期的に通院できなかったら「このセルフEATで乗り切ろうかな」というくらいのお守りみたいな感じで、基本的には病院で処置してもらおうと思ってます。

⑥ミサトールリノローション
コパイバマリマリオイルも効果は感じましたが、さらにいろいろ情報収集した結果、梅由来抽出化合物(梅エキス)を使用した、鼻うがい用製品(上咽頭洗浄)であるこちらのミサトールリノローションにたどりつき…早速注文しました。
梅の香りは好きなので、鼻うがいの後に、上咽頭洗浄をしています。

EAT(Bスポット療法)も始めたためか、これを使った後、かなり鼻とのどが調子が良くなりました。調子の維持としてもやっていこうと思っています。

⑦アストリンゴゾール
あと、私自身はまだ試していませんが、塩化亜鉛が含まれたうがい液ということで、調べるとこちらを使用している方もおられるようで…。
私も、実は準備したんですが、ひとまず通院と上記のアイテムたちとで乗り切りつつ、最後の手段に賭ける…となったときに使おうかなと思っています。

慢性上咽頭炎の改善には、病院での通院だけでなく、セルフケアや生活習慣の改善も必要みたいで、道のりは遠いかもしれませんが、ひとまず後遺症はかなり改善されました。

無いと良いなと思いつつ、再びコロナもしくはインフルエンザにかかったときは、病院でEAT(Bスポット療法)、どうしてもすぐに受けられないときはしのぐためにセルフで…と考えています。やっぱり病院で受けた方が効果は高いと思うんですが、どうしても仕事や家庭の都合で行けない場合もあるかもしれないので、自分で乗り切れる方法を持っておくだけでもちょっと心が落ち着きました。

慢性上咽頭炎に気づいて治療を受けるまで、毎日なんだか不調…でしんどい日々でした。治療を受けることのできる場が少ないこともあってか、病院のホームページで値段を見ると、めちゃくちゃ高いところもあり…予約のための費用がかかる場合もありました…。

まだまだセルフケアについては情報収集し、自分でも試して、ちょっとでも自分が健康になれる方法を探していこうと思います。


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