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思い出の味、良寛牛乳

突然の知らせに、私も動揺した、あいりです。今日は、私の思い出の味について紹介させてください。

先日、新潟県にある牛乳屋さん、「良寛」さんが事業停止したという知らせがありました。その知らせを受けて、思わず、えっとなってしまいました。

「良寛牛乳」の特徴的なパッケージの200mlの紙パック牛乳は、スーパーの販売だけでなく、学校給食でも提供されていました。私の通っていた学校でも、学校給食で提供されていました。とても美味しい牛乳だったのを覚えています。

また、学生の頃は、学校の自販機に、良寛のコーヒー牛乳があったので、たまに買って飲んでいました。安かったのと、甘さと程よいコーヒーの香りがくせになる味でした。時には売り切れるほど、人気があったように記憶しています。

最近は、良寛牛乳を飲むことはありませんでしたが、牛乳ぷりんを見かけたときに、購入したことがありました。甘くて、でも牛乳の味がとても濃くて、美味しい牛乳ぷりんでした。

少し前に良寛牛乳のショップに絡んだにクラウドファンディングをされていたなぁと、記憶していますが、まさかこんなことになるとは、という感じです。

この一報を受けて、最後にもう1度飲みたいと思い、仕事帰りにスーパーに寄ったところ、奇跡的に200mlの牛乳と牛乳ぷりん(ぷりんはラスト1個でした)を見つけることができました。また、某スーパーのプライベートブランドで牛乳ぷりんも製造していたことを知り、こちらも購入できました。残念ながら、スーパーによっては、在庫限りで終了の張り紙がされていて、もう物がないところがほとんどないので、もう買うことはできないでしょう。残念ながら、コーヒー牛乳は買うことができませんでした。

なんとか買えた、良寛牛乳製品

この記事を執筆する前に、良寛牛乳の牛乳ぷりんを1つ食べたのですが、とてもおいしかったです。もう食べられない、飲めないと思うと、本当に悲しい限りです。残りの牛乳もぷりんも噛みしめていただこうと思います。

新聞やネットニュースで、今回の事業停止を受けて、酪農家をやめることを考えている方がいらっしゃるというのを見かけました。これからかなり、大きな問題になりそうだなと感じました。

「地産地消」という言葉があります。大きなスーパーに行くと、安いものをつい手に取り、ご当地のものは高いからと、購入をつい敬遠しがちです。しかし、今回のニュースをみて、もっと買っていれば、この味を守れたかもしれないと感じています。これからは、高くても、時々、ふるさとのものを購入するように心がけたいと、感じる、そんな出来事にもなりました。



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