来た。 遠方から耳に飛来する微かな走行音を聞き、 今年、齢64歳を迎える登美子は 慣れ切ったクラウチングスタートの構えを取る。 接地は小指から。 次は薬指、中指…。 緩慢な動きで親指までを繰り返す。 初めはぎこちなかった動作も 幾日と続ける内にルーティン化され、 今ではこの所作こそが日常の中で、 登美子が最も心を落ち着かせる瞬間となった。 左足を下げ姿勢て姿勢を維持すると、 巨大な鉄の塊が起こす唸り声に意識を集中させた。 カタン…カタン。 カタン…カタン…カタン。 音
タイトルは思い付きです。 仕事始めから二週目に入り、調子が戻ってきた頃でしょうか。 3Qが終わり4Qも見え始めてきたので、 そろそろ去年の目標結果や設定の時期ですね。 何書いたかも忘れてますが、まるで達成できている気がしない…。 思い返せばこれまでもやれ資格取得など、 お題目だけ掲げてきましたが、まるで取得した覚えがない。 立てた翌日までモチベーションが続くわけないだろうが…。 その日の内に計画まで立てておけば良いのでしょうね。 月間どころか週間の予定でもうまくいった試
最近、通勤と空いた時間に本を読んでいます。 本…いい…。SNSやネットサーフィンと違って、 俺はこう…時間を有効に使っているぞ!と お手軽に気持ちよくなれるのが良い。 自己肯定感ってこういう事の積み重ねなんですか? 賢い人の優れた比喩と表現に溺れているだけで、 自分も高尚なステージまで持ち上げられたような錯覚を覚える。 たぶん作者が表現したい内容を万分の一も掬えていないけど。 ネットで高評価を得ている本のレビュー欄を見るともう凄い。 「透き通る透明感と、世界の色彩を鮮やか
日記って続かないですね。(一敗) よっしゃと思い切って始めた割には投稿二回て。 三日坊主って良く批判で使われますけど、 書くぞ!って思った日から数えて三日続くだけでも凄い。 誰が誉めずとも私が柏手を送ってやる。 早いもので新年を迎えてから、もう三々日も最終日。 長い休みも明け初出社を迎えました。 初日はぐだぐだになるかと思ってましたが、 三年目ともなるとある程度は感覚を覚えてるもので、 休暇明けの割にはそこそこ動けるものだと感慨深かったです。 明日から初出社の方が大半
日々の中で思ったこと、言葉にするでもないが 何となく感じた事を記録したいと思ったので、noteを始めることにした。 目的は無く、漠然とした思考の言語化や 文章力の向上を考えてという所が主に始めた理由のため、 わざわざ公の場で公開する必要は無いのだが、 noteを選んだ事には理由がある。 一つ目は始めるハードルが低い事。 無料で始められ投稿記事を一元管理する事も可能なため、 継続して日記を書く場として使いやすいと感じた。 二つ目は人目に触れる可能性が少なからずあるという事