見出し画像

Cairns Queens Court~pillow tipを忘れたら

オーストラリア、ケアンズの思い出。

10年以上前になる。

当時、旅行の時の自分なりのホテル選定基準がいくつかあり

・徒歩15分程度での市街地アクセス
・1泊100米ドル以内
・治安に問題のない立地
・サイトの口コミで気になるものはないか

これらをチェックし
徒歩で市街地まで15分、当時のレートで一泊4000円程度、治安もおそらく問題ないということで、基準を満たしたこのホテルを拠点にケアンズに滞在した。

このホテルを含め、海沿いのケアンズの同価格帯のホテルの写真をみると、どこもかしこも、床がコンクリートの硬くて冷たい作りだ。妙にあの床の事を覚えている。ベッドから落ちたら頭割れそうな床。

ビーチリゾートのケアンズだから、ゲストが水着で部屋へアクセスすることが考慮されてて水で汚れた際の掃除を楽にする為なのだろうか。

海外のホテル滞在時、Tip文化のある国だと、常に少額紙幣が必要なのは煩わしい。

旅行の疲労がたまってきて、つい、Pillow Tipを忘れて外出してしまった。

観光から部屋へ戻ってきたら、タオル交換はおろか、部屋は全く清掃されてなかった。
チップないとほんとに掃除してくれないんだと、妙に感動すらした記憶がある。

結局この日はフロントにお願いしてタオルだけを交換してもらった。
そこでチップを払ったかどうかは記憶がない。

高級に分類されるホテルだと、チップなくても、必要最低限はやってくれてた気がするが、このクラスのホテルにそれを期待してはいけない。

郷に入っては郷に従えということで、
それ以降の旅でPillow Tipを忘れないように心掛けたのは言うまでもない。

あってもなくても、本来は旅行者に任されて、究極にはどっちでも良いのだが、なければ掃除してもらえない確率が上がるだけだ。
lot#5100