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ネパールで全2回の散髪

ネパールにきてやりたいことの1つに、現地で散髪をするということがある。

なぜ、散髪をネパールに来てまでわざわざするのか。そんなの日本でやればいいじゃないか、と思う人もいるだろう。それだと面白くない。確かに日本ですれば、日本人ウケの髪型ができあがるかもしれない。だがそれだと話のネタにならないではないか!!話のネタを作るために髪を切るのだ。(最初は好きなYouTuberが同じことをやっていて憧れがあったからというのは有名な話)

最初に散髪をしに行ったお店は、今住んでいる家の近くにあるお店だった。散歩している時に偶然見つけた。そこで「あなたが思う私に似合う髪型にしてくれ」と頼むと、出来上がったのはなんと韓国ヘアではないか!!この時自分は大きな間違いをしていた。こういうお願いをすれば、自分のイメージしていたネパール人の髪型に勝手になると思っていた。それが間違いだった。きちんとネパール人の髪型にしてくれと頼むべきであった。

今度はその経験を活かし、ネパール人の髪型になるべく他のお店に行った。2回目のネパールでの散髪だ。お店に入り、ネパリースタイルにしてくれと注文すると、今まで使われたこともないような単位のバリカンを使われた。同じ場所を切るのに10分以上もかけていた。そこは日本と同じでこだわって髪を切るのだなと思った。出来上がりは自分が想像していた通りだったが、どこかネパール人とは違う。どうしても韓国ヘアに思えてしまうのだ。

髪をネパールで切って学んだこと。それはどんなにその国の人の髪型に似せようとしても、顔がその国の人種に近くなければ結局はその国の人に似ないということだ。


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