手錠 作 tukiyo

凌生と美沙シリーズ

手錠
作 tukiyo

美沙
あぁ、、、また雨だぁ
なんかさぁ凌生とデートの日、雨多いよね
で、結局、こうやって
おうちデートになっちゃう

凌生
いいじゃん、おうちデート好きだよ、美沙とずっとくっついてられるし
、、、二人っきりで、、色々、、、やれちゃうし、、、だから、雨、だぁい好き、、、

美沙
コラコラ、、、もう、そうやってぇ、すぐベタベタしてくるんだからぁ
もう、、、

凌生
ダメ？、、、離れたい？
そばにいたくない？

美沙
、、、あぁ、もう、ダメじゃない、、、離れたくない、、、そばにいてほしい、、って、もう！！
凌生ってさ、ホント誘導するのうまいよね、そうやっていつも私から言わせるんだから！
知らないからねっ！

凌生
あれ？美沙、、、拗ねちゃった？、、、ふふ、美沙は拗ねた顔もかわいいなぁ、、、ほら、こっち向いて、ね、これ、あげるから、、

美沙
ん？なぁに？
プレゼント？わぁ〜なんだろ？

凌生
、、、手首だしてみ、

美沙
ん？手首？、、きゃ！！
凌生っっ！？
な、なにこれ！
手錠っ！？
わ！！なんで、手錠なんかするのよ？

凌生
美沙、、、泥棒だから、、手錠かけて捕まえておかなきゃ、、、

美沙
泥棒？わたしが？
なにを盗んだのよ！

凌生
えぇ、わかんないの？、、、俺だよ、、、俺
身も心もなにもかも全部美沙に盗まれた、、、
あ、、、どうしよう、空っぽだ、、、
虚しいな、、、
寂しいな、、、
、、、美沙を補給しなきゃ、、、餓死しちゃう
美沙が、、、食いたい

美沙
あ、ちょっと！
凌生！！もうっ！
ダメだよ、まだお昼だよ離してっ
手錠も、ちょっと痛いし、、、はずしてよ、ね？

凌生
笑、、、んん？
外すの？美沙に凄く似合うよ、、、それ、、、
すごく色っぽいのに、もったいないじゃん、色っぽい美沙、、、もっと見てい
たい、、、

美沙
、、、もう、、、うまいこと言って、いつも自分のしたいようにしたいだけでしょ、わがままなんだから凌生は、、、

凌生
、、、わがままか、、、さぁて、それはどうだろ？
俺はいつでも美沙がして欲しいことを満たしてるだけだよ、、、ふふ

美沙
もう、、、バカ、、、

終わり