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あなたに会えたあの日の話 作 tukiyo
あなたに会えたあの日をわたしは一生忘れません
あなたの整った横顔をただ見つめて
止まってしまった時間の中で
わたしはしばし息をすることも忘れて
ただ、あなたに見とれて
心を奪われた
その次にあなたがわたしにかけてくれた挨拶の声を聞いて、あ、この人をわたしは好きになるんだと直感した
こういうの、世間じゃ、一目惚れとかいうけど
そんなチープな言い方じゃ計り知れないほども、いま、この瞬間に
わたしは、あなたに釘付けにされている
「これが生まれた理由だ」と
「この人と出会うための命だ」と
本能が知らせてくる
血がフツフツと温度をあげながら 体を巡りはじめる
『 はじめまして、、、あの、、、お名前、聞いていいですか?』
そして、あなたのその名前がわたしを離れられない虜にする呪文となった
『 、、、ねぇ、、、』と、、、あなたの名前を呼んで振り向かせるたびに
わたしは、さっきより、今、、そして、この先はもっと、もっと、、、
あなたを好きになる
あなたに好きを言わせたくなる
あなたに会えたあの日を
わたしは一生、、、忘れられない
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