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娘に、父親らしくしてはいけない・・・。

現在、30代の2人の娘は、日本人なら誰でも知っている大企業に就職し、仕事にプライベートに人生を謳歌中。

よく娘を持つ父親が、「思春期の娘の対応がよくわからない」との声を聞く。小学生低学年のころまでは、慕ってくれた娘も高学年になってくると父親を異性の大人として接してくる。自我にも目覚め、父親を否定的に見てくるのだ。そんな時に焦って父親ぶることは厳禁、何をしても逆効果。しばらくは距離を置いて、見守りに徹することだ。残念だが、思春期の娘の対応は母親に委ねよう。

では、いつから変化するのか。それは、高校生時に進路を考えだしたころから、社会に出ている立場からアプローチすること。忘れてならないことは、対等な立場で接し、相談に乗ること。父の願いなんて語らないことだ。自分が学生だった頃を思い出せば、娘に一つとして強要してはならないことはわかるだろう。

時代は加速度的に変化している。40~50代の異性の押し付けが一番嫌いなのが娘というもの。説教・自慢話・武勇伝はタブー。見守りを続けながら、適切なアドバイスをしてあげよう。いくつかの選択肢を、理由とともにわかりやすく話してあげること。少しづつだが、父親に対する感覚は戻ってくる。

すると、娘から細かなことの相談が出てくる。それでおしまい。

高校2年の後半からの三者面談には、仕事を休んで参加しよう。母親は感情が盛り込まれてしまい、冷静な判断が出来なくなる。担任も困ってしまう状況があるからだ。

高校後の進路が順調であれば、あとは本人の責任である。良好な親子関係は継続される。結婚しても、仲のいい関係性が続いていくもの。



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