お名前いろいろ
以前このような記事を書きました。
今回は
海外で経験したあるいは耳にした
お名前にまつわるいろいろを書いてみます。
1.アユミさん(語学学校スタッフ)
大学3年生の時に通っていた
カナダ トロントにあるKalan International
(カプラン インターナショナル)(トロントだけでなく世界中にあるよ)という語学学校に
アユミさんという
唯一の日本人スタッフの方がいました。
彼女は入学式で
My name is Ayumi
と自己紹介したあとに
手の平を胸に当て
ゆっくりとした口調で
I...(アイ)
その手を私たち学生に向けて
You...(ユー)
再び自らの胸に当て
Me(ミー)
続けて
I, You, Me(アイ ユー ミー)
My name is Ayumi!!
こうやって覚えてねと言いました。
なるほど〜
私は日本人だから
そんな覚え方しなくてもアユミさんってすんなり覚えられるけど
語学学校には世界中から学生が集まっていて
日本人以外のみんなはきっと覚えやすいし印象に残るよね。
その工夫とユーモアに
思わず感嘆の声をあげそうになった瞬間でした。
2.イム兄弟(語学学校クラスメイト)
語学学校のクラスメイト。
韓国人のイム兄弟。
兄のほうが私の4つ上
弟が2つ上ぐらいだったと思う。
(韓国の年齢の数え方は日本および世界と違うので
今でも2人の正確な年齢はハッキリ分からない...)
兄の名は イム・ジュンヒャク
弟は イム・ジンヒャク
この
「ジュンヒャク」と「ジンヒャク」が
非常〜〜に聞き分けづらくって
おそらく我々でいう
「ケンタくん」と「ケントくん」
ぐらいの違いなんでしょうけれども
初めてイム兄弟の名前を聞いたときは
え?二人同じ名前???
と聞き返しました。笑
兄のほうは
みんなからジュン(Jun)と呼ばれていたんだけど
弟のほうは
English nameとしてディラン(Dillon)と名乗っていたので
ジュンとディラン
呼ぶときは全然違う響きで助かりました。
ある時別のクラスメイト(ブラジル人)の男の子が
ジュンについて
His broter's name is July
(彼の弟の名前はジュライ)
と言いました。
????
ジュンの弟はディラン(もしくはジンヒャク)だよ???
と思っていると
続けて
His sister's name is May
(彼の姉の名前はメイ)
なるほど。
May→June→July
5月→6月→7月
というジョークね。
日本にいたら思いつけないようなジョーク
これも異文化交流ですね。
面白かったです。
3.ヘザーちゃん(ルームメイト)
中国からの留学生でルームメイトのHeatherちゃん。
私と同い年もしくはひとつ下で
私より1ヶ月後にトロントにやってきた子。
トイレや洗面所の使い方が汚くてやや辟易した場面もあったけど
感情をストレートに表現できる
素直で魅力的な子でした。
彼女の本名は
王 祥伊 ちゃん。
日本語でムリヤリ読めば
オウ・ショウイ ちゃんになるんだろうけど
中国語では
ワン・シャンイー ちゃん。
(wang xiang yi)
(すののスマホではピンインの四声記号が出せません)
この発音はおそらく西洋人には難しいのだと思います。
日本人でも難しいですよね。
自己紹介されても
耳で聞いただけでは本名では呼べないなと感じました。
先ほどのディラン同様
東アジアからやってくる留学生の多くは
English nameを用意してきていました。
何故ヘザーにしたのか
その由来を聞いたことはなかったけど
ヘザーって可愛い名前だな〜と今でも思ってます。
4.ケイコさん・カトリさん・カツラ先生(日本人)
日本人のお名前も
時に英語圏の人々にとっては難しいみたいで
ニックネームを名乗っていた3人が面白かったので
一気にご紹介。
ケイコさんはトロントの語学学校で出逢った方。
クラスは違ったものの
滞在中はいつも一緒にいてくださり
何度も助けていただきました。
ケイコさんのニックネームは
Keity(ケイティー)。
スタバのカップに名前を書いてもらう時にそう名乗っていて
へえ〜〜〜!面白い!
と目から鱗でした。
ケイコだと間違われたり聞き返されたりするけど
ケイティーだと伝わりやすいんだそうです。
カトリさん(苗字)も語学学校のクラスメイト。
カトリさんは
Catherine(カトリーヌ)。
なんて可愛いニックネームでしょう!
カトリさんの女性らしい雰囲気にもピッタリで
さすがのウィットだと感動しました。
あらゆるところで名乗っていて
FacebookもCatherineになってます。
日本人の我々にも覚えやすくていいよね。
最後はカツラ先生。
この方は大学時代の恩師で
元シンガポール航空のCAさん。
私が実際に経験したことではなく聞いた話なんですが
仕事柄英語を話す機会の多かった彼女は
自分のことをあの有名なお菓子の名を借り
Kit-Kat(キットカット)と名乗っていたそうです。
名乗っていたというか
たぶんこれはノンオフィシャルの場での気軽なあだ名かと思います。
カツラの「ツ」
tsuの発音が英語圏の人には難しくて
なおかつKatsuraって覚えてもらいにくいから
キットカットって呼ばれてたよ〜とのこと。
キットカット偉大だ...!!
と思うと同時に
その天才的なアイデアが面白いなと思ったのでした。
いかがでしたか。
特にオチのないお話ですが
世界には色んな名前の人がいてinterestingだな〜
と思ってる次第。
ちなみにすのの本名は
とてもシンプルな2文字の名前で
海外でも覚えてもらいやすかったです。
お名前にまつわるいろいろでした。
ちゃんちゃん🌸
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