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三大欲求を満たせるパートナー

人間の三大欲求というと、何を思い浮かべるでしょうか。

食欲・睡眠欲・性欲

とよく聞くけれど、私は、

食欲・睡眠欲・排泄欲

と習った気がするんですよね。

三大欲求というのは個体の生命維持に必要不可欠なものであるのに対し、性欲は生命維持ではなく種の保存(子孫繁栄、絶滅回避)を目的とする、というのがその理由。
性欲は、原始的な欲求の中でもちょっと別枠というか、目的が違うわけです。

それでね、今回話題にしたいのは、後者の三大欲求。
この三大欲求を、一緒にいながら難なく満たすことの出来るパートナーと出逢えたら、とっても幸せだなあと思うのです。

良きパートナーを見極める術!みたいな論法が世の中に溢れています。
それだけ多くの人の関心ごとである証拠だなと感じています。

前提として、良きパートナーなんてのは答えがないものだと思っています。
自分の幸せは自分で決めるものであって、外から他人が測れるものではないからね。
〇〇なパートナーを見つければ幸せになれる!という絶対解は存在しないはずですよね。
そもそも"幸せ"に、色も形もないものね。

でも、ひとつの指標にはなるんじゃないかなあなんて思うのです。
三大欲求を満たせるパートナー。

一緒に過ごしていて、

おっきな口開けて好きなものを思いきり頬ばれる
心置きなくぐっすり眠れる
恥ずかしいからと我慢せずちゃんとトイレ(特に大)ができる

これってけっこう大事じゃないでしょうか。
本当の自分を出せる、という言い方も出来るけど、その中でももっとこう、根源的な何かというかね。

こういうことの積み重ねが、"居心地の良さ"みたいなものに繋がっていくと思う。

ぴゅあぴゅあキュンキュンの若い恋や
燃えたぎるような熱い恋では
この三大欲求はなかなか叶えられなくって

可愛くみられたいから、唐揚げよりマカロン
ドキドキしてよく眠れない
お泊まりの時は3日間ウンチを溜め込んじゃう

こんなことを繰り返して疲弊して、心の安寧や安心というところまで落とし込めなかったりして。
(そこに辿り着く前に終わりが来ちゃう。)

南海キャンディーズ山ちゃんと結婚された蒼井優さんが

「誰を好きか」より「誰といるときの自分が好きか」が重要

と発言されてて話題になりました。

三大欲求を満たせるパートナー、
これと近いものがある気がします。

実際、私は三大欲求の中でも特に排泄欲にものすごく振り回されていて
10代の頃付き合っていた彼の前では絶対にトイレに行けなかった。

小さなひとり暮らしのお部屋でトイレに行こうものなら、小でも音が聞こえちゃうし、大は恥ずかしくて絶対出来ない。
私はとてもお通じが良くって、毎朝決まった時間に出るから、旅行なんてしたら、旅先でいつどこで大をしようか常にタイミングを計っていました。

少し大人になって出逢った彼とは、お互いだけに通じる隠語を作って、冗談っぽく自己申告しながら、相手の家で不思議と平気で大が出来ました。

なぜそう出来たのかは分からないけれど、
そうやっていつも身体のコンディション抜群でいられる気持ちよさや安心感があって、
内側からフツフツしてくるような幸せを感じました。

出逢った頃の日記にもこんな風に書いています。
それが現在の夫です。

結婚の決め手は何?と聞かれたら、
一緒にいてちゃんとウンチができる、なのかも笑
(記事タイトル【結婚の決め手:ウンチが出来ること】にしようかと思ったけれど、恥ずかしくて断念)

三大欲求を満たせるパートナー。
ひとつの指標として、いかがですか?


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