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深奥に辿り着いたものにしか思いつかない6億通りの変化からの最善手

先ずは、日刊スポーツ 2023年4月5日の記事から…

新聞掲載当時は六冠ですが…半年程(2023年10月11日)で八冠完全制覇…
藤井聡太の進化が止まりません。

それにしても…コンピューターで6億通りも考えてやっと出る様な最善手…
それを…藤井聡太は23分で導き出したのだが…
半年前時点での最強コンピューターAIでも(記事では具体的な時間は書かれていなかったが…少なくとも藤井聡太よりも検証に時間がかかっている。)長時間考えてやっと出る手…
まだまだ、経験に裏打ちされた閃きが…人間の可能性が…上回っている…
人間が思考を諦めるのは…時期尚早だ。
ちゃんと人間にも出番はある。
間違う事…迷う事…
人間が煩悩として切って捨ててしまいがちなものの中に…
まだまだ、素敵な可能性が残されているのだ。
尤も、チェスと違い…取った駒を自分の新しい手駒として使えるので…
攻めも守りも結構自在な局面に持っていける…
凝り固まった感性では勝ち続けるのは難しい…
勉強する速度に頭の中で思い巡らす量・質は桁違い・段違いだ。
それに対応出来得るのは…きっと藤井世代だろう…

嘗て…藤井聡太を破り、
彼に悔し涙を流させた
伊藤匠 七段。
勝率だけで言うなら…藤井聡太より伊藤匠七段が上回っている。
しかし…それだけタイトル挑戦者になるまでの道のりが長いと言うことでもある。

片や、藤井聡太…今年の負けは…ほぼタイトル戦のみと言っても良いほどだ。
それも確実に勝ち越している。
大一番での勝負強さ…持久力…ある程度の瞬発性…これに無類の将棋好きと来れば…まだまだ、藤井聡太に代表される彼らの世代が…タイトル戦常連になるのは想像に難くない。

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