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セルフケア=大切な人を守ること。

子供を幸せな子に育てるためには、親のセルフケアがとても重要、という話を聞きました。
私、これがすごく腑に落ちて。
私の母はすごく一生懸命な人で、でもいっぱいいっぱいになるとイライラしやすい人で、そういう時子供心にものすごく気を遣って疲れていたことを思い出します。そのせいなのか、大人になった今でも私は他人の不機嫌にとても敏感だし、そういう人を目の前にするととても緊張してしまう(自分に全く関係がなくても)。他人に迷惑をかけることにすごく抵抗があって、顔色を窺ってしまったりもする。

不機嫌がもたらす良いものって、本当に何一つないと思う。社会に出るとどうしても意地悪な人に出くわすことがあるけれど、そういう人たちってきっとセルフケアが全くできておらず、どんどん自分の中に澱のようなものを溜め込んでるんだろう。自分の感情は自分でコントロールしたいし、他人に委ねたくない。娘にも、そんな母親の姿は見せたくないなあと思います。

さて、私自身最近どんなセルフケアができているかな?と振り返ってみると、
・保育園お迎えまで15分時間があったので、お気に入りのカフェで一休みした
・買い物の負担を減らして心と身体の余裕を保つため、お野菜の定期宅配を始めた
・職場のお昼休憩は、解放感があって見晴らしの良い所で過ごすようにしている(スカイツリーが見える!)
・帰りの電車は各駅で座って帰る。30分、ゆっくり読書の時間に充てる。
・月のリズムや暦を取り入れた生活
・食養生
・休日は自然に触れる
・時間のある時は、泡立てネットで丁寧にモコモコの泡を作り洗顔する

なんてことが浮かびました。
ああ、いちおうちゃんとセルフケアできてるんだな、と少しほっとする。

中でも個人的に一番良かったなと思うのは、お野菜の定期宅配を始めたこと。最近の自分を振り返ってみた時に、週末買うものを一から考える・悩むという作業に少し疲れてきていることに気づいて。週の中日にお任せで旬の野菜セットを届けてもらっているので、そこからゆるゆると何となく来週の献立をイメージして、週末はお肉やお魚、フルーツなどをいくつか買い足すというリズム。買い物時間も短縮されたし、何より悩む時間が格段に減って、いわゆる「選択疲れ」を起こすことがなくなりました。もちろんその分食費は上がっているけれど、それ以上に得られるものが多いと判断し、今は感謝の気持ちと共に気持ち良く支払うことに決めています。

そうして生まれた余裕は、週末を楽しむエネルギーへと循環させる。

週末は、沢山のことを詰め込んでいる我が家。
まず、この間の土曜日。
5:30に起きて、やった〜ひとり時間!と思ったのも束の間、添い寝していたママがいなくなってることに気付いた娘が1分後くらいに起きてきてしまって(あるある?)。早めスタートの朝になりました。
そこから娘の皮膚科、スイミング体験、ピクニック、スフレチーズケーキを作り、夜は皆で早め就寝。
日曜日、コメダ珈琲でモーニング、アイブロウサロン、公園で遊ぶ、スーパーに買い出し、オンライン英会話、図書館まで夜のお散歩…
合間にご飯を作ったり掃除をしたり。

平日時間がなくなった分、休日にやりたいことが多過ぎて。毎週夫と「今週やりたいこと」をテーマに夫婦会議をしているので、なかなかアクティブな休日です。
疲れた…とならず楽しめているのは、効果的にセルフケアができているから、と考えて良いのだろうか。


子供にとって、親の感情が安定していることはとても大切なこと。それだけで子供はきっとのびのびと育つことができる。心からリラックスして過ごせる場所があることで、時に厳しい社会生活をも乗り越えていけるのだと思います。
セルフケアは自分のためにするもの、そして同時に大切な人を守るもの。セルフケア(自分自身をケアすること)という言葉以上に、それがもたらす幸福の輪は無限に広がっていくのだと思います。
日々の摩擦でささくれだった心の柔らかい場所を自分で手当して微調整してあげる、その延長線上にある、私の、あなたの大切なものは?守りたいものは?
そんな風に少し視野を広げてみると、セルフケアへの責任感もより強くなるような。

セルフケアを通じて、大切な人の人生により多くの幸福を。おろそかにせず、向き合っていきたいところです。


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