100分de名著のスペシャル番組「100分de宗教論」を観た。紹介された4冊をどれも読んだことがなく、しかし大変興味深い本ばかりだった。
中島岳志(政治学者・東京工業大学教授)はIIYY Project(#IIYY)の関連で週間文春に取材されていたことから知った人で、その後著作を読んでみたりしていたが、お話する姿を見るのはこの番組が初めてだった。
彼が遠藤周作「深い河」を紹介する中で、ヒンディー語の文法構造を解説しており、私は藤井風の歌詞の理解を少し深めることができた気がした。
中島岳志は藤井風を好きだろうか。いつか中島岳志から藤井風論を聞いてみたいものだと思った。
この番組は朗読者が豪華。今回、黒田大輔が淡々と朗読しているのにニコライさんにも「大義」にも合っていて、それも面白かった。