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コミュニケーションが苦手と感じる方必見!【シンプル!】ビジネスや職場の人間関係をよくする質問力とコメント力の磨き方を解説します

こんにちは、本間良介です。

今日は
「質問力とコメント力を磨く」
というテーマでお話しします。

まず、なぜこのテーマがしたかというと。
僕たちは日々、様々な場面で質問をしたり
コメントをしたりしていますよね。

仕事でも、プライベートでも
相手の本音を引き出したり
自分の考えを伝えたりする機会が多いです。

でも、うまくいかないこともありますよね。
そんな悩みを解決するヒントをお伝えします。

まず質問力とコメント力を磨くには
まず「話を聞く」ということから始めましょう。

1.話を聞く

皆さんは「聞く」という漢字どう書きますか?

実は「聞く」には二つの書き方があります。
一つは「門構えの聞く」
もう一つは「耳偏の聴く」です。

この二つの「聞く」には、大きな違いがあります。
「聞く」は受動的に音や情報を
受け取るイメージです。

一方「聴く」は
能動的に注意を傾けて聞くイメージです。

質問力とコメント力を磨くには
この「聴く」が重要なんです。

ではどうすれば能動的に聞けるのでしょうか?
ポイントは二つあります。

一つ目は、聞く前の準備です。
二つ目は、聞いている時の心構えです。

まず、聞く前の準備について説明しましょう。
大切なのは「知りたいこと」
「聞くべきこと」を整理することです。

例えば、セミナーに参加する前に
「今日はこれを聞きたい」
というリストを作ってみてください。

そうすることで
話を聞く時の焦点が定まります。

次に、聞いている時の心構えです。
ここで大切なのは
「違和感」と「共感」を探すことです。

「違和感」というと
否定的なイメージがあるかもしれません。

でもここでいう「違和感」は
「へえ、そうなんだ」
「え?なぜ?」
「本当に?」
といった感覚のことです。

これらは新しい発見や疑問のサインです。

一方「共感」は「その通りだと思う」
「そうだった、忘れてた」「やっぱりそうか」
といった感覚です。

これらは自分の考えを再確認したり
新たな気づきを得たりするチャンスです。

これらの「違和感」と「共感」
を意識しながら聞くことで
質問やコメントの材料が自然と集まってきます。

ここまでは「聞く」ことについて
お話ししてきました。

実際に質問する時のコツについて説明しましょう。

2.質問をするコツ

質問する時に大切なのは具体的であることです。

「どうすればいいですか?」
という漠然とした質問よりも

「先ほど〇〇とおっしゃいましたが
具体的にはどういうことでしょうか?」
というように焦点を絞った質問の方が効果的です。

また、質問の意図を伝えることも重要です。

なぜその質問をするのか背景を説明することで
相手もより的確な回答をしやすくなります。

さらに、相手のリアクションから
次の質問のヒントを見つけることも大切です。

例えば、相手の表情が変わったり
声のトーンが変わったりした時
そこに注目して質問してみるのも良いでしょう。

次に、コメントのコツについてお話しします。

3.コメント力を目指す方法

コメントする時はまず分かったことや
知りたかったことを率直に伝えましょう。

「話し方について悩んでいましたが
今日はコメント力という方法を教えていただき
参考になりました」
というように具体的に伝えると
相手にも伝わりやすくなります。

また違和感や共感を
具体的に伝えるのも効果的です。

「今までトークが大事だと思っていましたが
話し方は聞き方という発想が意外でした」や
「共感の感覚のお話が印象に残っています。
私も同じように考えていたので安心しました」
といった具合です。

そしてコメントする時はプラスの内容を先に
マイナスの内容を後に伝えるのがおすすめです。

相手が受け入れやすくなりますし
建設的な雰囲気を作りやすくなります。

4.フィードバックのコツ

フィードバックの方法についても
触れておきましょう。

特に仕事の場面で部下や後輩に
アドバイスする時に役立つポイントです。

まず、相手が求めていることから
先に伝えることが大切です。

「今日はどんなことを練習したいですか?」
「どんなことが心配ですか?」
といった質問から始めて
相手のニーズを把握しましょう。

次に相手の自己評価を聞いてから
助言するのも効果的です。

「さっきまでこれが苦手だと言っていましたが
やってみてどうでしたか?」といった具合に
相手の感想を聞いてから
そこにフォーカスしてアドバイスをすると
より相手に響きやすくなります。

また、相手が消化できる範囲で
情報を提供することも大切です。

全てを一度に伝えようとするのではなく
優先順位をつけて
相手の反応を見ながら
伝えていくのがいいでしょう。

ここまで質問とコメントのコツについて
お話ししてきました。

5.質問とコメントの目的を明確に

ここで一つ、重要なポイントをお伝えします。
質問とコメントには
大きく分けて二つの種類があります。

「自分のための質問・コメント」と
「相手のための質問・コメント」です。

例えば、セミナーでの質疑応答は
主に「自分のための質問・コメント」です。

一方、インタビューやフィードバックは
「相手のための質問・コメント」と言えるでしょう。

自分のために質問やコメントをすると
内容の理解が深まり頭の中が整理されます。

相手のために質問やコメントをすると
相手のいいところを引き出したり
成長を促したりすることができます。

どちらも大切ですが
場面によって使い分けることが重要です。

誰のため何のために質問やコメントをするのか
常に意識しておくといいでしょう。

6.無駄な質問やコメントはない

最後に一つ大切なことを
お伝えしたいと思います。

それは
「無駄な質問やコメントはない」
ということです。

最近、一言でズバッと決めるのがいい
という風潮がありますが
質問やコメントの価値は
そこにあるわけではありません。

人はそれぞれ異なる考えや感じ方を持っています。

だからこそ質問のやり取りによって
そのギャップを埋めたり
コメントの共有によって
自分にはない考え方に
触れたりすることができるのです。

質問やコメントを通じて
お互いの理解を深め
新しい気づきを得る。

そんな対話の積み重ねが
より良いコミュニケーションや
関係性につながっていくのです。

ここで受講生さんから
よくある質問にお答えしたいと思います。

「言葉の解釈の違いについて
どう対処すればいいでしょうか?」
これは非常に良い質問です。

確かに同じ言葉でも人によって
解釈が異なることはよくあります。

例えば、「ポジティブ」
という言葉一つとっても
人によって捉え方が違うかもしれません。

このような場合大切なのは二つあります。
一つは、違和感を感じたら確認することです。

「〇〇という言葉で
具体的にはどういうイメージですか?」
といった質問をしてみるのがいいですね。

もう一つは自分の思い込みや
癖を意識することです。

私たちは無意識のうちに
自分の経験や価値観に基づいて
言葉を解釈しがちです。

そのため時々立ち止まって
「自分はこの言葉をこう解釈しているけど
相手はどうだろう?」
と考えてみることが大切です。

これらを意識することで
コミュニケーションのズレを減らし
より深い理解につながっていくはずです。

今回は質問力とコメント力を磨くための
ポイントについてお話ししてきました。

ここで学んだことを
ぜひ日々の生活や仕事の中で実践してみてください。

最初は少し意識的に
行動する必要があるかもしれません。

でも、繰り返し実践していくうちに
自然とできるようになっていくはずです。

質問力とコメント力を磨くことで
相手の本音を引き出したり
自分の考えをより効果的に
伝えたりすることができます。

それは仕事の生産性を上げるだけでなく
人間関係をより豊かにすることにもつながります。

またもし今日の内容について
さらに詳しく知りたいことがあれば
コメント欄に質問を書いてください。

できる限り丁寧にお答えしていきたいと思います。

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