王様と私 観劇

ミュージカル王様と私(2024.4 日生劇場)観劇しました。
失礼ながら期待値低めで行ったにもかかわらず、大変感動🥺
期待値低めだった理由は、
1.むかーしテレビで見た映画の印象が悪かった(偏見を感じて好きになれなかった)
2.主演のお二人の実力が未知数
それでもチケットとったのは、場所が日生劇場だったから。ここでやるミュージカルへの期待感がありました。
結果、1.についてはたぶん、かなり今の時代に合わせており、違和感は少なかったです。
2.について、初ミュージカルの北村一輝さんは演技力が素晴らしいのはわかっており、歌唱力とダンスが心配でしたが、歌は芝居の延長として悪くなく、ダンスが若干慣れてない感じも、初めて西洋風のダンスを踊ると言う設定によく合っていました。
アンナ役の元宝塚の明日海りおさん、歌声は少しだけ物足りない部分もありましたが、セリフまわしは品がありキュートで可愛らしかった。
一番歌うまだな〜と思った第一王妃は、元劇団四季の木村花代さんでした。
子どもも沢山出てきて、カワイイし、癒されたし、素晴らしかったー!

このミュージカルは、最初生オーケストラのオーバーチェアから始まるのですが、このオーケストラが大変良くて✨途中何度かオーケストラのコンサート🎵に来ているような気持ちになりました。

劇中劇も良かった。タイ風バレエのような「アンクルトーマスの小屋」
舞台セットも衣装もタイ王室設定なので、大変ゴージャス✨
アンナ先生の西洋ドレスも素敵💓
オーケストラピットを囲むように舞台があって、宝塚では「銀橋」というらしい。細い舞台なので、役者さん落ちないか心配だったけど、ここに役者さんが来る時はかなり光を当てて照らしていたので、見えなくて落ちることは無さそうでした😅

ストーリーについて、日が経つにつれジワジワきます。何故劇中劇がアンクルトムの小屋なのか?
タプティムは本当に可哀想だったけど、何が幸せなのか?どうすれば良かったのか?
国のためにどうすれば良いのか?悩む王様。
最後は切ないけれど、未来は明るいと感じさせてくれて、ハッピーエンドなのでしょう。



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