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パブコメ→市の対応→修正を求め陳情!

年末年始をはさみ、みなさんにご協力頂いたパブコメですが、これに三鷹市がどのように対応するのか。
市のHPにはまだ掲載されていないようですが、2月7日の男女平等審議会で報告があったそうです。

その内容をざっくりまとめると、以下のような感じです。

  • 「まちづくり」はどうしても外したくない。

  • あくまでも「理念条例」なので、罰則規定は設けない(市長の非難声明義務を含む)。

  • 「理念条例」なので、禁止規定があいまいといわれようがこのまま行く。

  • 「不当な差別」という表現は変えない。

  • 条例名に「差別解消」「差別のない」などの表現を加えることすらしたくない。

  • 「市民には差別されずに安心して生きられる権利がある」という事を条例に書きたくない。

  • 相談員は2名まで。

  • 相談員や審議会の権限はできる限り弱くしておきたい。

  • 具体的な救済制度が記載されていなくて不安という意見に対しては、逐条解説やHP等で後々周知し対応していく。

  • 条例策定のこれまでのプロセスについて市民や当事者の声が反映されていないという意見に対し、「ちゃんと当事者の意見を聞きました」というだけで平行線。

パブコメをやった意味があったのでしょうか?
結果として、素案を少しだけ修正したものが3月の議会に提出されます。

今後の流れとしては、総務委員会で審議され、本会議で採決される予定です。
見通しとしては、市長派与党の賛成多数で成立し2024年の4月から施行されます。

「市民の会」としては、国立市や川崎市など先行して「人権条例」をつくった自治体の条例から大きく後退し、不十分な内容の「人権条例」を三鷹市で成立させてしまうわけにはいかないと考え、市議会に対し陳情というかたちで「人権条例」の修正を求めることにしました。
私たち「市民の会」は、この陳情が、人権条例案と共に総務委員会で審議されることを望んでいます。
その場合は、陳情提出者・賛成者から多くて3人まで、総務委員会で主旨説明をすることもできるそうです!

陳情にご賛同いただける方の署名を集めています。
陳情の内容と署名用紙はこちらです。

第1次締切は2月25日(日)ですが、総務委員会開催(3月5日の可能性が大きい)までは、署名簿を追加提出することが可能です。
第2次締切は、3月4日(月)とさせて頂きます。 
両面印刷でプリントアウトして、提出者宅に郵送をお願いします。

三鷹市の人権条例が出来る、最終的な段階になってきました。
より良い条例にするため、最後まで諦めないで頑張りたいと思います!

ご協力をお願いします!

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