見出し画像

子どもに失敗してほしくない親が増えているように感じます。

親が課題。

子どもが失敗を経験させてもらえなかった子どもは裏を返せば失敗から立ち直る経験が少なく、何よりも失敗から学んできた経験が少なくなります。

例えば、
そのようなタイプの子どもが、学校で本読みをして「言葉を言い間違えたしカミカミだった...」というだけで泣いたり、極端に落ち込んだりへこんだり大変な心理状態になります。(私の経験談)

国語の本読みが上手く出来なかっただけで挫折してしまうという経験をしました。
翌日、学校を休みたくなったり...このようなことが不登校に発展してしまうのかなと思います。

けして親のせいではありません、、
しかし我が子が打たれ弱いから、親の考えで先回りして子どもが傷つかないようにする優しい思いも分からなくはありませんが、失敗を避けさせてきたからその子の打たれ弱い傾向が強くなってしまう。

子どものためを思って手を差し伸べていたことがむしろ、子どもの可能性を邪魔していた、なんて風に思えてきます。

育った環境が循環する


我が息子も、幼かった赤ちゃんの頃はとにかく手を差し伸べるのが当たり前で何でもかんでも息子が思っていることは叶えようとしてきました。
まして、仕事や家事に追われている時は特に子どもの思っている事、望んでいる事を親が先々予測してやってしまった方が効率がいいとか、早く終わらせられるとかありますよね。

でも、子どもの出来ることに手を貸したり、先回りしてやってしまったりするような、親の転ばぬ先の杖が、子どもの発達の機会を奪うことは結局必要のないサポートであるんだなあと感じます。

忘れ物をしない子がいいのか

忘れ物が多い息子に親が“宿題のプリントはランドセルに入れた?”・“教科書準備した?”と、、、「忘れないよう口出しし過ぎる」おかげで、忘れ物は無くなるが「なぜ忘れたら良くないのか」忘れたことで起こる実体験をさせないといけないと、結局のところ親が教えてくれるから大丈夫ーと甘える気持ちが強くなってしまいます。

忘れ物をしたから怒られた、とか
傘を忘れたからずぶ濡れになった、とか経験するお陰で
次は忘れないように前の日から準備しないと、、と自己成長が得られます。

やがて自覚と自信がもてるように息子を信じて向き合い、親も共に成長していきたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?