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友達もいないくせに「3月のライオン」

ご訪問、ありがとうございます_(._.)_おかげさまでnote生活が1ヶ月になりました☆noteって、1つ書いたら、そのnoteは独立するんですよね。その日だけで、ビュー画面から消えたりはしない。一年経っても二年経っても、note主が放置にかかっても、noteだけは、泳ぎ続け、見知らぬ誰かが、目に止め、読んでくれる。その時に、またnoteは、甦る。回遊魚みたいで、素敵なシステムだと思います。


あっ!今日は、「3月のライオン」について、書いておこうと思います。わたしは、漫画は未読でありまして、映画だけ、前編、後編と、観させていただきました。漫画は、恋愛要素も、あるみたいですが、映画は、「将棋の世界」、「人間の心理」を垣間見させてくれました。


主人公の桐山零くん。幼い時に、家族を交通事故で亡くしてしまい、父親の友人であった、プロ棋士さんちに預けられます。


主人公の桐山零くん↓

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こちら、奨励会の先輩棋士さん↓

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友人二海堂くん↓

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そして、大木凡人さん↓

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あ!凡人さんは、出演されてません!

されてませんが、開始直後から、凡人率が高いので、探せば、凡人さんが奨励会で将棋指してるんじゃないのとか、思わずにいられません。

勝負師の間では、前髪有りのおかっぱが、流行ってるのかなと思いました。前髪も伸ばしたら、金八になってしまうので、それは、避けたかったのかもしれません。

更に伸ばすと、わたしの敬愛する「エロイカ」のエーベルバッハ少佐になります。

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少佐も、大木凡人ヘアーを経験済みとは、感慨深いです。


あ!話しがアミダくじみたいになってますので、3月のライオンに戻します。


桐山零くんは中学生のころからプロ棋士として活動していて、ついに、養父のプロ棋士さんをも、負かしてしまいます。桐山くんは、引き取られた家で居場所を無くし、まだ未成年なのに、一人暮らしをしています。

養父さんちには、桐山くんと同世代の姉弟がいて、幼いころから、プロ棋士になるべく、鍛練を重ねていました。しかし、桐山くんを見たら、本能的に劣等感を感じたのでしょう。「言葉のいじめ」をしてしまいます。

「あんたなんか、友達もいないくせに!名前のとおり、レイ0じゃないの!」


お姉ちゃんが零くんを、罵り、零くんは、顔を歪ませて泣いてしまいます。

ひどい、少女だ。優しさの欠片もない。。そう、思うのが自然なんですが、自分が憧れている、目指す世界での圧倒的な力を持った人間に対して、最初から、優しくなれるでしょうか。。子供だから、直接罵倒したり、荒ぶる行動に、出るのは、自然なことではなかろうか。。

少女は、罵倒したからといって、絶対にすっきりはしない。逆に、負の感情が蓄積されて、ますます、歪んでいってしまう。実は、それが、当人にはわかってますが、無関心になれない自分にも、腹をたてて、いるのだと思います。


絵でも、こういう文章の世界でも、「すごいな」、「上手いな」、「発想が素晴らしいな」と、自分には、無い部分を容赦なく見せられると、大小はあると、思いますが、「嫉妬」を覚える人は少なからず、いると思います。でも、「嫉妬」って、、上向きベクトルじゃないんですよね。わたしも、嫉妬は、よくしましたが、「それで、、どうするの」で終了します。

嫉妬の先に行くと、3月のライオンのお姉ちゃんみたいに、嫌がらせをするようになります。けど、嫌がらせをしたり、嫌なことをいう人は、実は、自分に対して、自分が思っていることなんですよね。。苦しんでいるのだと思います。


将棋の試合は、ONE PIECEのルフィみたいに、「このケンカ!オレの勝ちだっ!!」とか、勝ち名乗りはしなくて、負けた方が、「負けました」と、頭を下げて、終了なんですよね。


勝負師が、「負けました」と、いうことは断腸の思いだと思います。でも、「負けを認める」透明な精神は、カッコいいなと思います。


勝っても、負けても、脱力する勝負の世界。。


「3月のライオン」。とても、勉強になる映画でした。

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