娘達から勧められたら自分もハマったもの②ジャック・オ・蘭たん
娘達から勧められたら自分もハマったものシリーズ第二弾です。
2023年最もハマったのは彼です。
ジャック・オ・蘭たんさんです。
(以下、蘭たんと言います。)
ピクシブ百科事典では
「ジャック・オ・蘭たんとは、2007年からニコニコ動画などで活躍しているゲーム実況者である。 ニコニコ動画出身の実況者では最古参の分類に入る。」
とのこと。
ゲーム実況の方です。歴がえぐい。ニコニコ動画の創成期から配信して今はYouTubeが主戦場になっているみたいです。
そもそも皆さんは蘭たんに限らずにゲーム実況というジャンルの動画見たことありますか?
我が家は結構見てます。それこそ毎朝、毎晩。しかも色々な人の。
今や芸能人からYouTuberやら素人さんまで、コロナ禍もあって需要多い動画ジャンルだと思います。今の日本人てスマホもあるし、基本無料のゲームも多いし、成人するまでに全くゲーム文化に触れたことがない人の方が少数派だと思いますよ。
ゲーム実況動画は多々あれど、蘭たんの動画は他の方とは圧倒的に違います。圧倒的に何が違うのか?何が魅力なのか?今回はそのことを考えてみました。
なお、今回は他のゲーム実況者さんとの比較が多いです。その方が彼の唯一無二の魅力が伝わると思います。
蘭たんの魅力①編集力
面白い動画にしよう、という思いがこれほどかと伝わってくる編集です。
最近だとコレ↓
ポケモンスカーレットバイオレットの追加ストーリーの最後です。
え?コレ何?って感じですよね。
コレ、わざわざ蘭たんが少年の顔をうっすら編集でのせたんです。
この少年は通称「わきなり君」。というか蘭たんがアダ名でそう呼んでいるキャラ。脇を上下に動かす独特な動きをするキャラクター。というか街中にいるただの超モブキャラ。
今回のキビキビパニックというエピソードにおいてはあるポケモンの呪いから他のキャラクターもわきなり君のような動きをするようになってしまい村が大騒ぎになるという話なんです。
わきなり君まったく関係ないけどね!
でも、最後にわきなり君出てきたら面白いだろうなぁ。って思ったんでしょうね。いや、マジで爆笑でした。
編集力で言うと、彼の動画は戦闘シーンやレベル上げといった単純な流れは極力カットされます。その分、キャラクターの深掘りに繋がるサブクエなどに時間をかけます。
観ている人へを飽きさせないという配慮が伝わる編集です。
蘭たんの魅力②言葉へのこだわり
ゲーム実況者である彼は基本的に表舞台には出ず、顔出しもしていません。
伝わるのは彼がしているゲームの画面、ゲーム音、そして彼の声です。
配信者によっては画面の右下に本人やアバターを表示してゲーム中の表情を出している人もいます。その方が感情がより観ている人に伝わるからです。でも蘭たんはそれをしません。
その代わりに彼は自分が発する言葉に強いこだわりがあると思います。
特筆すべきは誤字がないことだと思います。ゲーム中の難しい漢字が出て、どう読んだらいいか分からなかったり、読み間違える実況者さんもいますよね。それって結構ノイズになるんです。でも蘭たんは決して読み間違えません。言葉の意味も解ったうえで発してるので正しく伝わります。
そんな彼の言葉へのこだわりが特に伝わるのか↓のシリーズ
このパラノマサイトというゲーム。お話を読んでいくアドベンチャーゲームですが、セリフにボイスがなく、漢字にもほとんど読み仮名がありません。それでもスラスラと読んでしまいます。
自分もこのゲームをクリアまでしたのですが蘭たんの実況動画を観て、改めて言葉の意味や作品の設定を理解できました。なんとなくでプレイした時はこの作品を楽しめましたが、蘭たんの動画のおかげでより深く理解出来ました。
蘭たんの魅力③ゲームは楽しいって事をきちんと伝えてくれる
話題になるゲームを発売日にやる。最速でクリアする。動画投稿者なら再生数伸びること考えて、そういう事も多くあるでしょう。
蘭たんも発売日に動画アップすることもありますが、あくまでも「自分がやりたいゲームをする」「自分が面白そうと思ったゲームをする」というスタイルは変わりません。
彼は今でもプレステ2、ニンテンドー3DSのゲームをやります。プレステ5やニンテンドーSwitchのゲームもやります。パソコンでしか出てないゲームもやるし、スマホゲームもやります。ホラーやアクションもやりますが乙女ゲーもやります。
面白そうなら何でもやります。
楽しみ方も色々です。ストーリーそっちのけでひたすらゲーム内の写真を撮りまくったり、全く知らないゲームの初見で何となくキャラクターの印象だけをダラダラ話すだけの動画もあります。
そして蘭たんはちゃんとゲームクリア時には「いいゲームだったな。」「楽しかった。」「面白かったわー。」ってセリフが自然と出てきます。そのコメントを聞きつつエンディング画面を観るのは最高です。
シリーズ動画の最終回は終わってしまう少しばかりの残念さと、次は何をプレイするのだろうというワクワク感に包まれます。
この記事を読んで、少しでも蘭たんに興味がわいてくれれば嬉しいです。
もちろん彼の所属する「ナポリの男達」も最高です。機会があればまた記事にしたいと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?