英語基礎文法① 「品詞」って何なん? 後編
1.「名詞」って何なん?
名詞とは、その名の通り「物や人、動物などの名前」を指します。とにかくざっくり言ってしまうと名前は全て「名詞」となります。
(例)
Taro、Shinji → 「人」の名前
America、Japan、Tokyo → 「場所」の名前
pencil、notebook、TV → 「物」の名前
cat、dog → 「動物」の名前
あと複数形には「s」 or 「es」がつきます。
cat → cats bus → buses
追加で重要なのは英語においてこの「名詞」は必ず「主語」「目的語」「補語」のどれかになるのでこれを軽く頭の片隅に入れておいて下さい!今後登場する章で重要になってきます。
2.「動詞」って何なん?
動詞とは「物や人の動作」を表します。英語において動詞は「be動詞」と「一般動詞」の2種類があることを押さえておいて下さい。
(例)
be動詞 → is、am、are...など
一般動詞 → do、play、run...など(be動詞以外の動詞)
3.「形容詞」って何なん?
形容詞というのは「名詞を修飾する働き」があります。名詞の意味を強め、具体的にする性質があります。
例えば、名詞に「男性」があるとします。しかし、これだけでは「どんな男性なのか?」が分かりませんよね?この「どんな男性なのか」説明してくれるのが「形容詞」です!
(例)
「男性」→どんな?
「背の高い男性」「優しい男性」「小さい男性」 → どんな男性なのかよく分かる!
→ これが「形容詞」の役割!
あと、形容詞は名詞の前に置かれます。英語においても同じです。
「背の高い男性」→ tall man
「優しい男性」→ kind man
「小さい男性」→ small man
4. 「副詞」って何なん?
副詞も形容詞と同じで「他の品詞を修飾する働き」があります。しかし、形容詞とは違って副詞は主に「動詞」を修飾します。そしてこの副詞は文章においてただの追加情報なのでこれがなくても文章自体は成立します。
例えば、動詞に「走る」があったとします。でもこれだけでは「どのくらい速く走るのか?」が分かりませんよね?
そこで「副詞」の出番です!
run(走る)→ どのくらい速く走るの?
run fast(速く走る)run slowly(ゆっくり走る)
→ 動詞がより具体的になった!
→ これが「副詞」の役割!
4.1 「前置詞」
前置詞も副詞に含まれます。
例えば、at、on、in、for...などです。理由はこの前置詞も「名詞以外を修飾する働き」があるからです。
そして、もう1つ覚えておいて欲しいのがこの「前置詞」の後には必ず「名詞」がきます。
つまり必ず<前置詞+名詞>の形になるのです。
(例)
I went shopping (私は買い物に行きました)
→ これだけでも文章は成り立ちますが...
I went shopping in the morning (私は朝に買い物に行きました)
→ 文章がより具体的になった!
副詞は文章においてそんなに重要でない付加情報のようなものなので<前置詞+名詞>のセットは基本的に文末に置かれます。
とりあえず一旦この章の解説は終わります。
品詞の理解は文章構造を理解する上でとても重要になってきます。文章構造を理解しているとライティングやスピーキングなど今後のアウトプットが格段にやりやすくなります。ぜひ覚えておいてください!
まとめ
名詞 → 物や人や生き物の名前を指す。英文では主語、目的語、補語のいずれかになる
動詞 → 人や物、生き物の動作を表す。be動詞と一般動詞の2つがある
形容詞 → 名詞を修飾する働きがある
副詞 → 名詞以外を修飾する(主に動詞)
<前置詞+名詞>のセットも副詞である
この章はこれで終了です!ならね〜!
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